Audirvana vs JRiver Media Center vs Amarra - Macのおすすめハイレゾ再生ソフト比較

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これまでiMac上のハイレゾ音楽再生ソフトとして、iTunes + BitPerfectを使っていました。
iTunesそのままで高音質化されるのと、確か1200円と安かったのが魅力でした。でもmacOS High Sierraになってからは動作の不安定さが目立ち、再生途中でiTunesが落ちたりもします。さすがにあきらめて、別の音楽再生ソフトを探しました。FLAC/DSDのハイレゾ対応が前提です。

結論

  • 機能と操作性が洗練されたAudirvanaがベスト。
  • でもコストパフォーマンスなら断然JRiver Media Center
  • Amarraは(私は)お勧めしません。

ひとこと

Audirvana 3.2
  • 容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。クラスのリーダー。

https://audirvana.com/
(*スクリーンショットはAudirvana HPより)

JRiver Media Center 2.3
  • 実験好きのサイエンスボーイ。高コストパフォーマンス。いじりがいあり。

https://ging.co.jp/product/music/jriver.html

Amarra 4
  • おっとり可憐。おおらかな(かつTIDALユーザーな)あなたに支えられたい。

http://www.sonicstudio.com/amarra/index.php

○と× (メモ)

Audirvana 3.2
  • X 価格はそこそこ($74)に見えるが、レートが良くない(1ドル118円(2018年2月))のと、チェックアウト時に突然付加価値税8%が加算されて9444円。ほとんどJRiver Media Center($49)の2倍のイメージ。ドルなら$79.92なのでまだ許せるか。それでも1.6倍、$30の価格差あり。付加価値税って海外のユーザーは不要なはずじゃないの? 
  • O GUIはトラディッショナルな(iTunesのような)ジュークボックスタイプ。JRiverよりもきちんとした製品の印象。
  • O スキンやカバーアートの表示サイズが無段階など細かい調整がきく。
  • O DSDサポートあり(DoP)。
  • O MQAあり。
  • O 設定はわかりやすく整理されている。
  • O VSTなどのプラグインをサポートしているので、色々な機能(スペクトラムアナライザとかクロスフィードとか)を後付けできる。
  • - デフォルトでスペクトラムアナライザ表示機能なし(VSTプラグイン追加可能)。
  • - デフォルトでヘッドフォン用のクロスフィードなし(VSTプラグイン追加可能)。

JRiver Media Center 2.3
  • O 安価($49)
  • - GUIはトラディッショナルな(iTunesのような)ジュークボックスタイプ。細部が少々古臭い印象。設定画面の表示が特に。昔のGUIっぽいというか...。Win/Mac/Linux共通化のためか?
  • O スキンやカバーアートの表示サイズが無段階など細かい調整がきく。
  • O DSDサポートあり(DoP)。
  • O VSTなどのプラグインをサポートしているので、色々な機能を後付けできる。
  • - MQAなし(フォーラムでは今の所予定もなしと宣言)。私は要らないからいいが。
  • X デフォルトの日本語フォントがイマイチで画面が汚く見える。設定すれば直る。
  • X 設定が細かすぎるので初期設定は注意して確認が必要。
  • X デフォルトではハイレゾの再生が48Khzに強制的に統一されている。設定を変えればいいだけだが、各種設定が多いので、どこからやるのか分かりにくい。音は再生されるのでうっかりすると音質が良くないと思われそう。
  • X マウスオーバーで勝手にメニューが出ることがあるなど、製品としての作り込みがちょっとだけ甘い。
  • - スペクトラムアナライザ表示機能あり。
  • - ヘッドフォン用のクロスフィードあり。
  • - 写真やビデオなどメディア全般の管理が可能。使わないときは画面から消しておけるので邪魔にならない。
※CD-ROM版が欲しい時は、Amazonのこちらのページから購入するとCD-ROM分だけ安くなるようです。

Amarra 4
※かゆいところに手が届かない巨大携帯プレーヤーのよう。細かなバグらしきものも多い。見た目はモダンでいい感じなのに残念!
  • X 高価($99。ただし2ライセンス。普通に1ライセンスならいいのに。)
  • X iTunesの曲を全てインポートしたら起動と終了がやたら遅い。
  • X GUIがモダンでクリーンで一見きれいだが、カスタマイズの余地が非常に少なく、お仕着せ感あり。表示サイズのカスタマイズも大小2段階なので、広大なMac/PCのスクリーンの意味がない。タブレットならいいかもしれないが。
  • X TIDALとの連携が強力に打ち出されていて、画面左の最上部にTIDALが陣取っているがまだ日本では使えない。
  • X DSD DoP未サポート(Coming Soon)
  • X 見た目はきれいだが、ソフトウェアとしての完成度は今一歩の印象。
  • X アーティスト画面で削除しても他の画面に行って戻ってくると削除されていない。アルバムを消せばいいが直感的でない。
  • X 全曲削除してもプレイリストが消えない。バグかな?
  • X 設定画面を表示するだけで再生が停止。
  • X カバーアート毎にメニューボタンが表示されているため見た目がうるさい。
  • X アプリの操作(特に他のアルバムの曲表示)で音が途切れやすい。
  • X 複数のアルバムやアーティストを選んでの操作(削除やプレイリストへの追加など)ができない。本当かな?
  • X 何かの拍子に曲順がABC順になってしまったアルバムがあるが、修正できない。
  • X ジャンルでの分類ができない。
  • X スマートプレイリスト機能がない。
  • O MQAサポート予定
  • O 画面一番下のエリアにプレイヤー画面があり、現在再生中の曲が表示されているので、いつでもそこに戻れるのは良い。
  • - ヘッドフォンのクロスフィード追加予定あり。
  • O 日本の会社が取り扱っていてサポートページもあるのでその面では安心感あり。

今のところJRiverのトライアル期間が終わったら購入予定。VOXはシンプル過ぎRoonは高過ぎるので対象外。

2018/3追記:JRiver Media Center購入。次のバージョンでも有効なライセンスでした。ラッキー!


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