1More Triple Driver Over-Ear headphone: 高音質な軽量密閉型ヘッドホン

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これまで出先で音楽を聴くために、高音質なIEMをいくつか購入しました。それぞれ音質は大変素晴らしいのですが、その成り立ち上どうしてもヘッドホンには及ばない部分があり、また、耳穴に完璧にフィットさせるのに苦労することから、高音質な軽量ヘッドホンを探していました。で、たまたま入手した1Moreのヘッドホンが素晴らしかったのでご紹介です。(※あとで調べたら過去のVGP受賞機種でした。Drop.comで時々1万円台で買えるので、狙ってみるのもいいかもしれません。)

〇と×

〇 軽量、フィット感問題なし。
〇 カジュアルなデザイン。
〇 オーバーイヤータイプなので気軽に使える。
〇 音質良好。超硬質グラフェンコーティングの40mmドライバーと高域用ピエゾセラミックトゥイーターの組み合わせ。妙にハイテク素材てんこ盛りだが、おそらくいい結果につながっている。

× 付属のケーブルが明らかにしょぼい。ヤフオクでバランスケーブルを入手したら音が劇的に改善。バランスケーブルでなくてもおそらく音質は向上すると思います。それくらい標準ケーブルはしょぼい。

△ 音質良好と言っておいて何ですが、高級オープンエアにははっきりと譲る部分があります(コストパフォーマンスは勝ってますけど)。若干テクスチャが滑らかに感じられる、低域に共鳴によるブーストが感じられ少々こもり感がある、音がすべて表に出てきて距離感が浅くなる印象(おもにクラシック)、など。

バランスケーブルの入手

バランスケーブルはヤフオクで探し、親切なセラーの方にいろいろアドバイスしてもらいながら、以下を購入しました。
「PM-1 PM-2 SENNHEISER HD700 ケーブル MOGAMI 2944 2.5mm4極 (カスタム対応可) レジン短め形成 AudioQuest NightHawk ULTRASONE Tribute7」(※その時により販売されていないこともありますが、お願いすれば作ってくれると思います)

標準ケーブルのヘッドホン型コネクタについて、2つ注意点があります。
  • ヘッドホン側の穴が細いので、標準的なコネクターでは太すぎてささらない。直径6.6mm以下が必要。
  • もともとのプラグが3pin(ピン配はHOT,NC,COLD)に対して上記は2pin。ピン配が左記ならOKでした。(Head-fiにも報告あり)
上記ケーブルは径の細いプラグを使っているので、余裕でクリアしました。つくり・固定もしっかりしていて安心して使えます。


最初eBayで探したのですが、意外に値段が高かったことと、eBayのケーブル類(主に中国製)は、作り・品質に不満があることが多いので、今回は日本製にしました。さすがに作りがしっかりしていて非常に満足です。

試聴

いくつか個別に書こうと思いましたが、ヘッドホンの性格がはっきりしているので、特に例はいらないかなと思いました。反響や低域が多すぎない音源であれば、何でもあうと思います。ややこってりした感じにはなりますが、ポップスのスタジオ/ライブ録音、ジャズのライブ録音なんていいんじゃないでしょうか。クラシックは聴いた印象が少し変わるので、手放しでお勧めとはいかない感じです。

まとめ

1More Triple Driver Over-Ear headphone、気軽に使えてその割に高音質なので、家の中でプレーヤーで音楽を聴きながらあちこち移動するときに重宝しています。低域が強めなのでもともとの狙い通り、屋外のモバイル用途にいいかもしれません。



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