ヤフオクの入札金額分析遊び (フォクトレンダー ベッサ R2M)

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最近中古のフィルムカメラを探しています。飛行機の離着陸時の写真を撮りたいので、電子機器に該当しない昔のフィルムカメラで安いのがないかなあ、という訳です。

ヤフオク(Yahoo!オークションの略ですね)の中古のフィルムカメラのコーナーに行ってみました。オークションというからさぞ活気あふれる...と思って覗いてみたら、入札があるのは出品のごく一部。オークション開始の価格が高いものは敬遠されるのか、まったく入札がありません。これはこれで厳しい世界です。入札が一件もなくてもすぐまた同じ価格でオークションに投入される商品があるのは、誰か一人でも引っかかればいいや、という売り手の考え方でしょうか。ま、入札する方はその価格で価値があると判断して入札する訳ですから、何も問題ありませんが。でも、普通一件も入札がなかったら2回目はスタートの値段を下げるんだと思うのですけどねえ。

失礼、話がそれました。

さて、事前にコシナのフォクトレンダー ベッサ R2M or R2というモデルが目的に合いそうと目星を付けていました(というのは言い訳で単に自分の好みなだけ)。でも高いんですよね。まあ今は見るだけですから自由です。

どんな中古品があるのかと物色していると、各出品ごとに詳細な入札履歴があることに気づきました。今回のカメラ探し、まったく緊急性がない(もしかして必要性も?)ので、ちょっと寄り道して、どんな値動きをするのかグラフ化してみました。
この1サンプルだけから強引に推論すると、以下の傾向があると言える(かも知れません)。
  • 本番はオークション終了間際。それまではみな冷やかしモード。
  • 最初から最後まで競り続けて落札するようなものではない。
  • 自分の決めた範囲を超えたら入札は継続しない。したがって、勝者が次々に挑戦者を迎え撃つ試合のような動きになる。
  • オークション終了間際を除き、多くの場合後から参加してきた方(挑戦者)が勝ち残っていますね(グラフが垂直に立ち上がって斜めになったあと、何回か真上に進んで終わっている部分)。後から参加=想定金額が高いということかも知れません。ということは、自分がオークションに入札した場合、挑戦を受けた時点で負けを覚悟した方が良い、ということになりますかね。ネガティブかな?

完全自動取引なら、オークション終了時刻に最高値をつけていた人が落札、金額は時点の人のちょっと上、だけのシンプルなルールでしょうけど、途中の最高値が公開され、終了間際に誰かがさらに高値をつけると一定時間延長される、という仕組みが、単に設定した金額の大小比較ではない、一種勝負事のような感覚を生み出しています。
私はオークションはしたことがないのですが、自分にとっての価値を最初にしっかり決めておかないと、熱くなって大変なことになりそうです。

さて、話を最初に戻すと、そもそも飛行機に持ち込める中古のカメラを探していたのですが、中古やオークションをいろいろ見るうちに、まずは「写ルンです」を試すことにしました。コストパフォーマンスと軽さは抜群。あとは画質がそこそこなら、たまにしか使わないのでそれで十分かなと。以前買った写ルンですは高感度タイプだったらしく、そのせいでノイズが多かったのかも知れません。

飛行機にデジカメが持ち込み可になれば、なにも考えなくていいのですけどね。

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