南大沢から小山田に抜ける新道路が計画中(忠生579号線)

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ミニストップ南大沢店から、尾根幹線に合流する交差点を直進し、小山田方面に行く道。狭くて暗くて嫌ですよね。今、そこを通らずに小山田バス停(神奈中のバス転回場)・小山田ストアー付近に抜ける、新しい道路が計画中。


※上の地図は2016年度予算の主な事業 - 町田市 (PDF 6.1MB)の56ページを参考に手書きでプロットしたものです。誤差や誤りはご容赦を。

新しい忠生579号線、数年前から町田市で計画進行中です。鶴見川源流の泉の横の狭い道(現在の忠生579号線)を何とかするよりも、新しい道路を作った方が手っ取り早いということなのでしょう。計画を見てみると、なるほどうまく考えたなという印象。八王子市寄りは山林の斜面と一部畑で人家なし。ただし町田市寄りは個人宅があります。用地買収が鍵になるでしょうか。

以下、現在の各ポイントの様子です。まずは尾根幹線と、南大沢からの道の交差点。右が南大沢方面、左が小山田方面。ここを写真左方向に進むと...


次の交差点、現在は南多摩斎場に向かって右に曲がる上り坂ですが、ここをどーんとぶち抜いて直進する計画みたい。


そうするとこの畑の奥の方を、右から左に横切る形になります。正面の建物はパルシステムの物流センタービル。南側の里山トレイルから撮影です。


南大沢バードヒルズの裏から鶴見川源流方向を望む。下の畑近辺から、右側の山の斜面下のあたりを、そのまま山沿いに進むようです。


同じあたりを反対側から見たところ。左の山の斜面の下のあたりを写真左に向かって進むことになります。


さらに引いて鶴見川源流の泉付近から同じ方向を見たところ。右奥から来た道路が、左の山を通って左側にカーブしていくようです。


全景はこんな感じ。右奥から中央の丘の下のあたりを横切って左奥に進んで行く。そんなルートが描かれています。


そこからは、鶴見川源流の泉の横の道にほぼ平行に進み


最後はここ、小山田ストアー/神奈中バスの折り返し場のあたりに出る予定。資料では小山田ストアのあたりに出るように線が引かれていますが、本来ならバス転回場のところにつなげて、シンプルな十字路にしたい感じ。


2020年開通という話もありますが、2016年現在、現地は特に音沙汰がないように見えます。道路ってそんなに簡単にできるのかな? まあビルなんかも基礎ができるまでが長くて、上物はでき始めるとあれよあれよと言う間に、上に伸びていきますからね。町田市の発注情報を見ると2014年から測量を進めているようですし、用地が確保できれば2年で十分なのかも知れません。

小田急多摩線が延伸される可能性もありますし、都市計画としては正しいのでしょうが、20年もするとこの辺はマンションの建つ住宅地に変貌しているのでしょうか?また一つ貴重な里山風景が失われるとすれば、それはそれで残念です。


4 件のコメント :

  1. 初めてコメントいたします。
    いつも、楽しく拝見させて頂いております。ありがとうございます。
    便利さと引き換えに、かけがえのないものを失って良いのでしょうか。
    里山は守られるべきと思います。

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    1. いつもありがとうございます。私もそう思うんですよね。でも、その地域に住まわれる方々がどう判断するかなど、より重要な点も多々あって、一概に言えない面もありますからね。それになんと言っても、自分自身が大規模開発された多摩ニュータウンに住んでいるという現実。複雑な心境です。

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  2. そうですね。すみませんでした。私自身常々多摩地域に残る素晴らしい里山風景から癒しを頂いており、つい興奮してしまいました。良い形で、自然と折り合っていきたいものです。

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    1. はい、もちろんできる限り里山を残して、ですね!将来あらゆる面で貴重な存在・資産になるはずですし。

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