お盆休みの高尾山は混雑もなく快適でした（雨上がりだったからかも）

今朝は霧雨だったのでランニングは中止。Google Mapsを眺めていたら、高速道路は軒並み赤く渋滞表示になっているのに、高尾山のあたりは渋滞なし。そうだ、たまには家族で高尾山でも行こう！ということで昼から行ってきました。

到着まで渋滞箇所はゼロ。珍しい！市営駐車場は満車でしたが、提携駐車場が空いていて、係の人が誘導してくれたので待ち行列もなし。帰省ラッシュの時期は高尾山に来る人は少なめのようです。とはいうもののそこは高尾山、各国語の飛び交う中、ロープウェイは満員以上の状態でした。6分で高尾山の中腹に到着！


見慣れた景色なので遊歩道の様子は撮りませんでした。雨上がりの木陰の遊歩道、ひんやりした風が吹き抜けて、涼しいのなんのって、極楽でしたよ！心地よい木陰をのんびり歩くのが気持ちよく、写真はどうでもいいや、って感じになってしまうほど。そのため、高尾山に行ったとは思えない、虫とか花の写真ばかりになりました。


とはいうものの山頂くらいは撮っておきましょうか。山の日の翌日の日曜日、昼過ぎの山頂はこんな感じでした。普通の土日よりも、ぐっと控えめの混み具合ではないでしょうか？


ロープウェイ駅から山頂までだからただの散歩のつもりでしたが、昨日の各種肉体労働＆ランニングの疲れからか、予想外の疲労感。みんなで山頂のお店でかき氷を頼んで食べました。これが素晴らしくうまく、おかげで身も心もシャキーンとしました。

お店で作るところを見ていましたが、完全に透明な、一辺20cmほどの大きな氷の立方体を、冷凍庫から取り出して機械にセット。ハンドルをくるくる回すと、白い氷がみるみるカンナ屑のよう積み上がっていきます。終わる直前に手でちょっと押さえて密度を上げ、再び氷の薄膜を積み上げます。そして最後にカラフルなシロップをかけてできあがり！材料が氷とシロップだけということと値段から考えて利幅は大きそうですが、食べる方も大満足なので文句ありません。

高尾山山頂からの都心方向ですが、あいにく大気が霞んでいて新宿がギリギリ見えるかどうか、というところでした。スカイツリーは見えませんでしたね。


下りのお寺の横にお地蔵様がずらり。数えればよかったな。


トカゲがのんびり日向ぼっこでしょうか。何か獲物を食べた直後で眠いのかも？尻尾は青くなかったですね。ちなみに、日本ではテカテカに見えるのがトカゲ、ザラザラに見えるのがカナヘビ、です。


薬王院の入口近くになぜか一輪だけハスの花が咲いていました。もちろん水を張ったポッドに植えられているのですが、初めて見たような気がします。高尾山はミシュラン三つ星になった前後からか、いろいろな「仕掛け」が随所に施されて、観光客が飽きないような仕組みになってきました。例えば石の車を回す灯篭みたいなやつとか、苦抜け門とか。同じように、境内に小さな池でも作ってハスを植えれば、きっとSNSの写真スポットになりますね。


下りのロープウェイ。長蛇の列も待ち時間もなく、スムーズに帰れました。長蛇の列といえば、下から上がってきた時点で、ビアガーデンに至る階段にはびっしりと待ち行列ができていました。午前中に山頂まで行って、帰ってきた人の昼食＋打ち上げの列かな？眺めの良くない今日でもあんなに並ぶということは、何か名物とかお得とかあるんでしょうかね？


ロープウェアイのすれ違いポイント。お互いに写真を撮ってまーす。


帰りはせっかくなのでTAKAO 599まで足を延ばしました。延ばしたというほど大した距離ではありませんけどね。前庭では、テントの展示会というか体験会みたいなのをやっていて、面白そうでした。最近トレッキングにも行っていないのですが、一回くらいはテント泊でもしてみたいところです。


TAKAO 599 MUSEUM、久しぶりですが、相変わらずおしゃれな内装。


展示物は特に変わりませんが、いろいろなイベント開催など工夫されているようです。


動物の剥製の壁の前のベンチで一休みしていたら、突然天井から間仕切りのようなものがスルスルと降りてきてびっくり。慌てて出ようとしたら、これから映写会をやるということなので、せっかくなので見ていくことにしました。

「A TREE OF TAKAO」というイメージビデオで、宇宙〜四季〜音楽〜生命って感じでしょうか。一服の清涼剤といった趣で、ゆったり鑑賞するのに適度な時間と仕上がりと思いました。動物のアニメーションが可愛いので、子供も飽きずに見られると思います。


植物の鮮やかな標本。面白いディスプレイ方法ですよね。普通なのかな？この辺の事情には詳しくないのでわかりません。


普通の昆虫標本もありますが、動態標本とでもいうのか、やっぱりこちらの方が小さな子供たちには受けが良いようです。今日もこのカブトムシの前で男の子が「あっ、カブト！カブト！」と嬉しそうに叫んでいましたから。


工作のワークショップ。人数限定の催しのようで、この右側のコーナーは満席。親子連れが熱心に何か作っていました。子供の時のように、何かに熱中する気持ちはいつまでも持っていたいです。


外ではアコースティックギターとボーカルのライブ。うまかったな〜。（※帰ってから調べたら、シンガーソングハイカー・加賀谷はつみさん、だそうです。また聴きたいです。）


今日の高尾山、稲取山コースを下から登ったわけでもないのに、適度な疲労感があり、良いハイキングでした。涼しかったのが良かったです。これが蒸し暑かったりしたら、適度な疲労感では済まなかったことでしょう。何れにしても、真夏の山頂では是非ともかき氷を食べましょう！

お盆休み中の高尾山、慌ただしさもなく快適。オススメです。一点注意があるとすると、初めて車で高尾IC付近を経由する場合は、ナビの誘導がないと道順がわかりません。すごく複雑です。事前に一度地図で確認しておいた方がいいですね。