グラベルとかダートとかトレイルとか... 自転車用語は難しい

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先日グラベルという言葉を知りました。自転車の世界では、未舗装路、特に砂利道のことらしい。ダートも未舗装路だがニュアンスとしては土の道。はて、この2つはトレイルとどう違うのだろうか...?


グラベル 【gravel】

グラベルなんて言葉は、日本では自転車かラリーの世界でしか使わないが、元の英語ではもっと一般的みたい。そりゃそうか。おまけにしっかり粒のサイズまで工業規格で定義されている【https://en.wikipedia.org/wiki/Grain_size】。とりあえずよく使われていると思われるアメリカのスケールを見ると以下の通り。

256mm以上: Boulder
64〜256mm: Cobble
2〜64mm: Gravel (4-64mm Pebble)
0.063〜2mm: Sand
3.9〜63um: Silt
0.98〜3.9um: Clay

グラベルとは、直径2mm〜6cmくらいのサイズの岩石の砕片のことらしい。6cmは砂利というには少々大きいが、ギリギリ小石と言えるサイズかな。実際英語の別名はPebbleだし。グラベルがおもに砂利道のことを指すというのがよくわかります。本来土の道を表すものではなさそうですね。


ダート 【dirt road】

未舗装路。未舗装ということは、人為的に砂利も敷かれていないという意味になる。したがって基本は土の道。ただし、時には砂利道をダートということもあるらしい。日常の言葉なので境界はとても曖昧。



トレイル 【trail】

グラベルとダートは、調べるとまあそうかと納得できるが、これらとトレイルという言葉の違いが、どうにも悩ましい。下の写真はグラベルだが奥の方は細くなっていてトレイルと言えなくもない。どっちなんだろう?


まず、トレイルの意味をはっきりさせないとね。今まで走った道を思い浮かべてみると、グラベルやダートは、道路表面の舗装の状態を表し、トレイルは道の形態を表していることに気づく。道の舗装と道そのもの、言葉の指す対象が違う。

日本で使われる「トレイル」の意味を考えてみると「自然の中で踏み跡が元になった長距離の小径」といったところか。自然、踏み跡、長距離、小径、いずれもキーワード。どれかが欠けると途端にトレイルと言いにくくなる気がしませんか?


私は山の近くに住んでいるので、トレイルというと土と木の根の道をイメージするが、海辺に住んでいて、海辺の草原に続く砂の小径を見れば、トレイルという言葉になりそうな気がする。砂や小石がその場の自然に由来するものか、外から人の手で持ち込まれたものかで、感じ方が違ってくるのかも。


なお、国によって意味するところが少し違うようで、自然の中でなくてもトレイルというところもあるし、ハイウェイでもそう呼ぶところもあるらしい。ちなみに冒頭の疑問の答えは、どちらもOK、だと思う。でもトレイルというにはちょっと幅広かな?どうかな?

おまけ: フットパス

フットパスとはトレイルのうちウォーキングが主目的のものを指すようです。文字どおり、ですね。写真は町田市の「ならばい」のフットパス。標識の上にもfootpathの文字が読み取れます。



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