自転車:Trek Sawyerで行く野山北・六道山公園

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たまには自転車でトレイルでも走ってみたくなり、手近でポピュラーなコースとして、野山北・六道山公園に行くことにしました。


そもそもSawyerはMTBなのだから、日頃もっとガシガシとオフロードを走るのが正しい姿。でも、どうも何となくそこまでいかないという、怠け者の私...。まっそれはおいといて、Google Mapsで調べたら、長池公園から野山北・六道山公園(東端)までは、豊田、小宮、多摩大橋を経由して、あとは道なりに北上するだけ。そこから先、右左折の必要が全くないという意外な事実が判明しました。なーんだ、もっと早く行けばよかった。平山通りを北上です。


豊田駅手前の踏み切りで引っかかったら、昔懐かしいカラーの特急が通過。先日485系の特急が引退とニュースに出ていましたが、まだ走っているんですね。ただし回送マークでしたが。


ここから緩やかなアップダウンがあるものの、車の通りが少なかったり、側道が広かったり、基本的には楽なコース。途中「横田トンネル自転車道」というインパクトのあるトンネルがあり、思わず引き返して写真を撮ってしまいました。真っ暗なトンネルの向こうが見えますね。写真だけじゃなく通ってみればよかったな。


55分で到着。朝の運動にはちょうどいい距離です。村山温泉かたくりの湯のすぐ向こうに給食センターがあり、その横が公園遊歩道の入口になっています。オートバイは進入禁止。


さてと、ここまでは家でGoogle Mapsをチェックしてきましたが、よく考えたらその先のコースは見てこなかった。自転車で公園を横断するには、確か一番奥を通るしかなかったと思います。現地地図でもそうみたいですね。そうそう、古民家もあるようだから見てこようかな。


最初ちょっとだけ荒れた舗装の上り坂。それを登りきると未舗装路が始まります。土の上に落ち葉と砂利が混じった感じ。おとといの雨が乾いておらず、水たまりはないものの泥っぽい区間が続きます。一部日当たりのいいところだけ乾いている状態。


基本的にはこんな感じの道が続きます。


短いアップダウンはありますが、基本走りやすいです。リジッドフォークのSawyerでも十分です。乾いていれば泥はねもないでしょう。ここだけ舗装路だったかな?


3.2km/17分で六道山公園展望台に到着。ずーっと林の中のダートを走れました。ダートでスピードが出にくいこともあって、運動負荷は低いです。これだけの距離を走れる広さ、家で調べたら、野山北・六道山公園の面積は2,025,677平方メートルだそう。長池公園が約20ヘクタールだから、1ha=100x100平方メートル換算で、約200ha。長池公園の10倍、広いわけです。

さて、展望台です。高いところが好きな私、早速登ってみます。確かに360度見渡せますが、空と手前の緑が視界のほとんどを占め、その境界にちょっとだけ街並みや遠くの山並みが見える感じ。絶景とはいきません。双眼鏡を持ってくると楽しめそうですね。でも、都心方向はちょうど送電線が地平線あたりに重なるので、見栄えはイマイチでした。


この先面白いものがあるかどうかわからなかったので、今日はここで引き返します。六道山便所(トイレじゃないんですね)からダートになります。しばらく走ると古民家に行く分岐があるはず。


と思ったら、ちょっと行っただけで分岐が出現。階段か...徒歩用の道かな? 自転車をずっと担いで降りるんだとちょっと辛いな。でもこの先分岐があるんだろうか? さっきのは見間違い? よく分からないので、ここを下ることにしました。まずは担ぎです。


階段はすぐに終わってあとは里山トレイルの始まり。湿った山の土の匂いが気分をリフレッシュさせてくれます。いいですね〜。下り坂は少々急な部分もあり、土が濡れているのでいかにも滑りそう。そんなところは一定のブレーキをかけたままゆっくり通過します。いったんスピードが出てしまうと、止まれなくなりそう。


急な下りはほどなく終わり、道は田んぼに沿って走るようになりました。のんびり里山ツーリングです。気持ちいい!



しばらく行くと目的の古民家が見えてきます。自転車置き場をキョロキョロ探し、ハンガーに引っ掛けて歩いていくと、おーっ!縁側と蔵。まさに古民家です。



正面に行ってみようと思ったら、敷地の土が綺麗に掃き清められ、文様が付いていました。足跡をつけるのが悪いくらい。日中見学客がたくさん来る前なので、端っこを回って正面まで行きました。


里山民家の玄関。単に古い家を保存しているだけではない、人の温かさが感じられる古民家、いや、里山民家でした。


朝の日光が里山民家の中に回り、涼しげないい雰囲気。




土間もあります。


勝手口から出てみると、活動の掲示板が。活発ですね。左下はザリガニ箱。裏の田んぼなどで捕まえたザリガニを入れておくんだそうです。子供には人気でも稲には害ですからね。


まきの山。昔祖父の家では、秋になると斧で木を割って、ストーブや風呂用のまきを作っていました。小学校の時分は私もよく手伝ったものです。


再び表に回って縁側へ。夏の午後など涼しげです。たとえ気温が高くても、風は抜けるでしょうし。昼寝もできそう。





家の中に火が見えたので戻ったら、管理されている方がまきに火をつけたところでした。茅葺の家を虫から守るために、夏でも煙が欠かせないとのこと。人が生活していない家を維持するのも大変なんですね。



思いもよらず、里山民家内外の散策に時間を使ってしまいました。楽しかった!そろそろ帰りましょうか。


Sawyer 2011のグレーのフレームは、無骨な鉄パイプのハンガーによく似合う?


道なりに走れば、里山民家エリアから出、ほどなく普通の住宅地に出ます。


もともとは野山北・六道山公園のダートやトレイルをSawyerで走るのが目的でしたが、行ってみたら里山民家の方が印象に残るという妙な結果になりました。特に家の中の光と影が印象的だったなー。今日は公園裏手のダート(しかも軽い泥道)しか走らなかったので、他の道がまだまだあります。次は別の道を試してみることにします。


日付: 2016年6月26日(日)
トレーニング時間: 03:07:07
平均心拍数: 125
最高心拍数: 214
消費カロリー: 1587 kcal
距離: 45.73 km
平均速度: 14.75 km/h
トレーニング負荷: 278


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