マイクロブランドの腕時計って？

腕時計の楽しみ方にも色々あります。日本では、著名ブランドで「よりイイ時計を」と上昇指向のスタイル、テーマを決めてその関連の時計をコレクションするスタイル、あるいは気に入ったものを1本だけ選んで長く楽しむスタイル、いずれかが多いように感じられます。でも、少し幅を広げたい時、マイクロブランドに注目してみてはいかがでしょうか？

マイクロブランドとは、非常に小規模な個人・チーム・または時計工房が、主にオンライン販売やキックスターターでごく少量の腕時計を供給するブランドのこと。最近は中国などの製造技術が上がっているので、洗練されたデザインと設計さえできれば、316Lステンレス、サファイアグラス、200m防水などは当たり前、モノとしての品質も十分満足できます。ムーブメントは大体大手のものをそのまま使うので、メンテもおそらく心配ないでしょう。

日本はセイコー、シチズン、カシオの御三家が世界トップクラスの時計メーカーなので、腕時計は千円から数百万円まで選り取り見取り。そんな恵まれた環境ですから、マイクロブランドが育ちにくいのかも知れません。日本だとKnotがカスタマイズ可能なウォッチメーカーとして有名なくらいでしょうか？あと、かなりニッチですがミナセは密かに期待しています。


さて、マイクロブランド の世界にはどんな時計があるのでしょうか？これから時々時計の話題もお送りしたいと思います。