オボズ・新作トレッキングシューズの噂：スケープゴート & パイカ

極秘情報。オボズの新しいトレッキングシューズの噂が流れてる。名前は未定。当座、スケーブゴート(Scapegoat, Men's)、パイカ(Pika, Women's)の名称で流通中。USでは2016年2月中旬から入手可能となる見込み。日本導入は未定。

これは長距離ハイカー(Thru-Hiker)向けのシューズ。長距離とはもちろんアメリカ大陸スケールの距離。アパラチアン・トレイル(3,500km)、パシフィック・クレスト・トレイル(4,260km)のレベルだ。日本なら例えば東海自然歩道往復(1,734km×2)に相当するだろう【環境省長距離自然歩道HP参照】。この距離を1シーズン中に歩き切るのが長距離ハイカーだ。

新領域をターゲットにするこのシューズのキーワードは、軽量、通気性、耐久性、快適性。そのためにオボズは新たに”Thru-Hiker"(スルー・ハイカー)ソールを生み出している。圧縮モールドEVAソール、軽量ポリウレタンヒールプラグ、足底前部保護プレート、新パターンの深い溝を刻むアウトソール。これら新テクノロジーはすべて耐久性と快適性のためにある。また、通気性のためには、オボズ得意のBDryも使わない徹底ぶり。防水でない代わりに速乾性に優れているから、BDryやGoreTexが恋しくなることはないだろう。履き口には伸縮素材を使い、土や小石の侵入を防いでいる。完璧なフィットのためのBFitデラックスインソールは引き続き採用だ。そしてシューズの重さは片方440g。

日本でもロングトレイルを歩き通したい長距離ハイカー達にアピールする可能性が大。嬉しい選択肢が増えたが、選ぶ悩みも増える。ただし、シューズの画像は権利の関係で掲載できないし、情報の正しさも未保証だ。シューズ選びは慎重の上にも慎重に。

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