地蔵尾根で蛭ヶ岳に行こう!:③霧氷の蛭ヶ岳山頂〜袖平山経由でスピード下山

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蛭ヶ岳山頂に近づくにしたがって木の階段に霜が目立ち始め、山頂付近では初めての霧氷を目にすることができました。


10:25 蛭ヶ岳山頂

先客はお一人だけ。ガスがかかったり晴れたりの天気で見晴らしは良くないが、代わりに蛭ヶ岳山荘の周りで霧氷を楽しむことができた。気象条件によってはもっと大きく成長するのだろう。そういう大きいのも見てみたいものだ。


10:34 蛭ヶ岳から下山開始

さて少し早いが下山しよう。ここからだと丹沢主稜を通って源蔵尾根を下る手もあるが、そこに至るまで、ミカゲ沢ノ頭、臼ヶ岳など、アップダウンが大きいので今日はやめておく。最近トレーニングが不十分だからね。袖平山経由で風巻ノ頭から下山した方が、多少遠回りだが、大きな登りがないから楽に違いない。


途中蛭ヶ岳山頂を振り返って。西側から湧き上がる雲/ガスが増えてきたような気がする。


これから降りるルートがほぼ一望できる。右上に見えるピークが袖平山、その左側に尾根を下ったピークが風巻ノ頭。


蛭ヶ岳から姫次の間は楽チン。太い倒木が目立つところもある。立ち枯れの影響かな?


11:30 姫次

蛭ヶ岳山頂から55分。コースタイムが90分だからかなり快調なペース。やはりこちらのコースを選んで良かった。登山道は少しぬかるんでいるところもある。今日は雲が多いので爽快とはいかないが、快晴の時に富士山まで見通せると、とてもいい景色だ。


袖平山に向かって出発!


丹沢主稜を望む。見た目それほどきつそうではないのだが、実際に歩くとピークの登り下りが多く、かなり足にきて嫌になる。辛い記憶が蘇る眺めだ。


今日一番富士山がよく見えたのがこの辺だった。


写真中央付近をうねうねと右に下っているのが地蔵尾根だろう。右側が一段と急斜面であることがわかる。


こちらはこれから下る尾根。右端が風巻ノ頭。ちなみにこれだけなぜかミニチュアモードで撮ってしまった。意外に面白い効果が出ている。


崩落地。こういうところも登れるのだろうかと、ふと思った。


一路下る。土嚢の階段は、登りの時は階段の段差を半分に縮める効果がある。


12:29 風巻ノ頭

ここだけ屋根付きの小屋があるのは何か意味があるのかな?


さて、ここからはさらに急な下り。砂利、岩で作った階段、土嚢階段など様々。急登には違いないが地蔵尾根の方が急登。階段を見るにつけ、作ってくれた方々には感謝である。登ることで恩返しができているのだろうか? ただ登らせてもらっているだけか?


だいぶ下ったところ。神ノ川が見えてきた。このあたりで、下の方から大きな犬が何匹も吠えているのが聞こえた。こっちに来たら嫌だな、と思っていたが、いつの間にか聞こえなくなっていた。猟犬の訓練でもあったのだろうか?


登山道入り口の橋が見えてきた!


立派な橋。1980年に作ったようだ。綺麗な銘板。35年前か。100年経っても十分読めそう。


13:10 登山道入口



神ノ川林道は、ゲートが開いているのでたまにオフロード車も通る。気をつけて歩こう。それはそうと、かっこいいジムニーだった。


路上駐車が一台だけ。今日はやっぱり人出が少なかったようだ。天気が下り坂で夜から雪の予報だからだろうか。地蔵尾根はともかく、檜洞丸や大室山、姫次など、もっと登る人がいるかと思っていた。そういえば、姫次から登山道入り口の間では誰とも会わなかったな。


神ノ川林道、広河原、地蔵尾根、蛭ヶ岳の霧氷など、天気はもう一つでしたが、見所たくさんのトレッキングでした。足の疲れ具合とトレーニング負荷531から考えて、やはり主稜には行かずに正解。源蔵尾根はまた次のお楽しみです。


日付: 2016年1月17日(日)
トレーニング時間: 06:35:40
平均心拍数: 127
最高心拍数: 166
消費カロリー: 3491 kcal
距離: 15.09 km
平均ペース: 26:05 min/km
トレーニング負荷: 531  


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