トレッキング:ちょっと三ノ塔まで日の出を見に

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昨日の天気予報は朝から晴れ。去年丹沢の表尾根からの日の出がとても綺麗だったので、今年も日の出を見に行きたくなりました。塔ノ岳までは時間がかかりすぎるので、手軽な三ノ塔へ。


裏ヤビツ(県道70号)

去年は東名経由で秦野側から上がりましたが、宮ヶ瀬湖からの狭いくねくね道(裏ヤビツ)経由の方が近いようです。運転を慎重にする必要がありますが、時間も費用も節約できるので、今回はこちらにしました。でも狭いしブラインドコーナーだらけです。運転に自信のない方は秦野側からの方が無難ですね。早朝真っ暗な時間帯ですが、走り屋っぽい数台と、対向車線がないところでそろそろとすれ違いました。


大洞トンネルだそうです。なかなか派手です...


5:30 菩提峠駐車場

自宅から1時間半、滞りなく到着。まだ真っ暗で星がよく見えます。気温はおそらく氷点下でしょう。でも無風なので寒さは感じません。駐車場の先客は2台だけ。ガラガラです。(※帰りは9割がた埋まっていました。)


簡単にストレッチし、林道を歩き始めます。真っ暗な中のトレッキングは初めて。大晦日早朝の高尾山に行きましたが、こちらは本当に真っ暗。おまけに人っ子一人いません。ヘッドライトで前を照らしながら進みます。狭い照射範囲の外は闇。何かが突然現れると怖いので、キョロキョロ辺りを見まわしながら(照らしながら)元気に歩きます。当然クマ鈴+鼻歌も。やっぱり熊が一番怖いです。ここら辺にいるんでしょうか?


5:53 表尾根登山口

2015年のボッカ終了と書いてありました。


結構急な段々の山道を登ります。空もだんだん夜明け間近って感じ。


空のグラデーションをバックにした大山のシルエット。実は、今日は大山にしようかな、まだ行ったことがないし、とも考えたのですが、少し調べてみると、見晴らしは三ノ塔の方が良さそうなので、やっぱり三ノ塔にしました。


そろそろヘッドライトをOFFしても良さそう。


6:30 二ノ塔到着

駐車場から45分。先日、高尾山の麓から一号路経由で頂上まで40分くらいだったので、それよりもかかりましたが、多分写真撮影の分でしょう。いや、違いました。この前はトレランで走ったので早かっただけでした。さて、富士山が見えます。右端は今日の目的地、三ノ塔。もう明るくなってきましたが、日の出に間に合うかな? ちょっと余裕で歩き過ぎたかも。


二ノ塔は見晴らしは良くないので、そそくさと先に進みます。三ノ塔への登りに差し掛かると、いよいよ眺望が開けてきます。今日は地平線に厚い雲が垂れ込めているので、日の出なのかそうでないのか良くわかりません。


今日一番鮮やかだった朝焼け。


6:44 三ノ塔到着

駐車場からちょうど一時間で到着。この程度なら、雨具やフリース、予備食料などを置いて、もっと身軽な装備で十分だったかな。菩提峠(標高765m)と三ノ塔(標高1,205m)の標高差は440m。高尾山は清滝駅と山頂の標高差が400mだから、実は大して変わりません。こっちの方がちょっと急かな? 程度です。


誰もいないし霜の上にも足跡がないので、今日一番乗りのよう。冷たく静かな山頂です。木のテーブルには一面の霜。


富士山もようやくはっきり見えてきました。西の空のグラデーションはほんのりとした感じで、これはこれでいいですね〜。


6:53 日の出

ぶ厚い雲の上に太陽が顔を出した、というのが正確なところ。本当の日の出はもう数分早いかもしれません。


後ろを振り返ると、真横からの朝日に照らされて、自分の影ができていました。


西側のパノラマ写真。塔ノ岳の下には、私が今いる三ノ塔の影が映っています。なんだか不思議な感じ。手を振ってみましたが、さすがにそれは映りませんでした。当たり前か。

(※写真のクリックでFlickrでフルサイズで表示します)

日の出直後は光が赤いですね〜。中央は塔ノ岳。次は塔ノ岳からの日の出にもチャレンジしてみようかな。でも、三ノ塔からもう2時間くらいかかるはずなので、早起きどころか前日の夜に家を出ることになりそうです。


少しずつ太陽の高度が上がっていきます。江ノ島が見えてる。もう一人登ってきた方がいらっしゃいましたが、お聞きするとやはり三ノ塔で戻るそう。同じことを考える人は多いのかもしれません。


左下は三ノ塔の次のピーク、烏尾山の山頂。三ノ塔からいったん下るので眼下になります。そして改めて右上の塔ノ岳まで登る、と。烏尾山からは、海と街の眺めが良かったように思います。今日は三ノ塔どまりなので行きませんが、ちょっともったいない気も。


三ノ塔避難小屋のシルエット。


富士山の右側は南アルプスでしょうか。太陽が昇るにつれて、直接日が当たるようになったのか、はっきり見えるようになりました。


登りでカランカランと大活躍だったクマ鈴くん。山頂までは登りで暑かったので、モンベル・ジオラインL.W.+UNIQLO暖パンという、至ってシンプルな格好でしたが、さすがに山頂で立ち止まるとかなり冷えます。ライトシェル、ウィンドブレーカー、アウターグローブ、帽子、を速攻で着込みました。金属ボディのカメラを持っている手以外、これで寒さを感じることはありませんでした。


気温は氷点下5度まで下がっているかどうか、くらいかな? 風がほとんどないのも幸いしました。写真だと暖かそうに見えるんですけどね。


7:16 下山開始

刻々と変わる朝の景色に見とれ、つい30分もいてしまいました。朝日に向かって下山開始です。


霜柱。融ける前に通過するので泥濘の影響なしです。


階段の木や土が白く光っているのは霜。


でもこの程度です。


秦野、小田原の街並みから伊豆の方まで見通せます。今日は霞んでいますね。


7:26 二ノ塔

完全に明るくなりました。青空もスッキリ。


朝靄の黄色っぽさが抜けてきました。いい天気になりそうですね。時間があれば塔ノ岳まで行きたかったところ。


石のボッカ用の袋。中にはまだ石が入っていました。2015年分完了!とのことだったので往路では気に留めませんでしたが、持って行った方が良かったのかな?

「是非二ノ塔まで」
「二ノ塔山頂までなら最高!」
「もう少し二ノ塔までがんばって欲しい(15分)!!」

などの言葉が楽しい。次は是非チャレンジ!


7:50 登山口到着

右下に林道が見えてきました。ここまでの下りでは、登って来るたくさんの方々とすれ違いました。小学生くらいの小さい子も。がんばれ〜!


7:59 菩提峠駐車場到着

疲れもなく菩提峠駐車場〜三ノ塔ピストン完了。朝食前のいい運動です。駐車場はまだ停められますが、9割がた埋まっています。もう少しで満車になるかもしれません。帰るまでの10分間に入ってきたのは1台だけだったので、ピークは過ぎたのかもしれませんけど。


おまけ:8:30 塩水橋周辺の駐車状況

帰りも裏ヤビツ経由です。途中の塩水橋は丹沢山への最短コースの起点。来る時5時頃通過した時にはガラガラでしたが、塩水橋横、ゲート前の路肩、少し離れた路肩、すべて満車になっていました。去年は5:30位には塩水橋横とゲート前はほぼ満車に近かったので、ここはかなり早朝に着かないと厳しいですね。


菩提峠駐車場〜三ノ塔ピストン、登り1時間、下り40分、山頂で30分写真撮影、トレーニング負荷は140 (polarpersonaltrainer.comより)。いつものランニング10kmと同じくらいです。これくらいに抑えられると疲労が蓄積されず快適ですね。家から40kmあるのでもう少し近いといいのですが、それは贅沢というものでしょう。

(※GPSログをpota-run.appspot.comで変換して地図画像を生成)

日付: 2016年1月10日(日)
トレーニング時間: 02:13:34
平均心拍数: 111
最高心拍数: 160
消費カロリー: 833 kcal
距離: 4.73 km
平均ペース: 28:34 min/km
トレーニング負荷: 140

今日の装備

シューズ: Salomon CONQUEST GTX
ザック: Osprey Kestrel 38 (大きすぎるがこれしかない)
ウェア: mont-bell ジオライン L.W., ユニクロ 暖パン, 普段の薄手ウール手袋 (※山頂休息時: +普段のウールのキャップ, ランニング用ウィンドブレーカー, mont-bell ライトシェルジャケット, mont-bell サンダーパスグローブ,首には吸水タオルをマフラー代わりに)
他: Polar RC3 GPS(心拍計&GPSウォッチ), 普通の小さいハンドタオル
使わなかったもの: ユニクロ薄手フリース, レインウェア
水消費量: 200ccほど。
食料消費量: 小さなチョコ3個。(車で移動中にバナナ+おにぎり+サンドイッチ)。


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