ミニベロで行く江ノ島 (Escape Mini)

3週間前に南大沢から境川サイクリングロードを経由して江ノ島に行きました。往復86kmをMTB(29er)で走りそこそこ疲れましたが無事往復。その後しばらくしてふと思いつきました。自宅のEscape Miniはミニベロでもしっかりした部類だから、江ノ島まで行けるのでは?


ひょっとしたらタイヤの表面にMTBのようなブロックパターンがないだけ楽だったりして?。今までEscape Miniは街乗り専用のイメージがあり、遠出に使おうとは思いもしなかったのですが、MTBの遠出も結構疲れるな〜と思い始めたところだったので。

というわけで、妻のEscape Miniを借り出してさっそく行ってみました。カゴをつけただけの完全ノーマル状態、日常生活仕様です。

往復時間の比較

往路復路の時間を、前回のSawyerと今日のEscape Miniで比べたのが下の表です。行きは2分しか違いません。帰りは、前回補給のため休んでしまったので、その分前回の方が遅いです。今回補給が必要なかったということは、疲労度はEscape Miniの方が少なかったということかも知れません。

Escape Miniで南大沢〜江ノ島を往復してみて

■タイヤが静か。前回はMTBのタイヤだから当然ですが、こんなに違うんだとちょっと感動。ただ、長距離になるにつれ疲労感が違ってくるかと思いましたが、Escape Miniでもやっぱり帰りは脚が疲れました。負荷に関しては少し楽かも、くらいですね。むしろ向かい風とかの方がききます。

■カゴが便利。ヒップバッグもウォーターボトルも前のカゴに突っ込んで行きました。ぜんぜん問題なし。ヒップバッグはお尻の筋肉に重さがかかるので、疲れてきたときに嫌になりますが、それがありません。前後の過重バランスが前寄りになりますが、川沿いのサイクリングロードならほとんどフラットで急な下りがないので、まったく気になりません。前後過重の変化が気になるほど自転車に乗っていないだけかも知れませんけど。ただ、段差で荷物が跳ねるので、固定するためのネットはあった方が良さそうです。

■スタンドが意外に便利。ちょっと止まって写真を撮りたい時やトイレ休憩の時など、サッとスタンドを出して停められるので、フットワークが軽くなった感じがします。まあこれは当たり前ですね。

■向かい風のときはもっと前傾したくなるが、ドロップハンドルでもないので、単に伏せるしかない。MTBの方がまだまし。ハンドルはノーマルを一番下げた状態なので、ハンドルだけは変えてもいいかも。

■8速の上が欲しくなることもある。が、脚をまわす練習と思えばよい。帰りは向かい風と脚力のなさから8速でも十分でした。ぐいぐいとペダルを踏み込んで私を抜き去るロードバイクの方はすごい。10速化などのカスタムにのめり込むのは、江ノ島からの帰りも8速で物足りなくなってからでいいかな。お金もかかるしね。
Escape Miniはスポーツ向けの機種ではありませんが、100kmもないのであれば問題なくサイクリングに使えます。MTBよりも確実に楽。私は100km以上自転車で走る予定はないので、オンロードだけの場合はEscape Miniで出かけた方が良いかもなあと思ってしまいました。