ハイレゾオーディオなんかいらないと言いつつDAPを買った話

  0 件のコメント


iMac(macOS Sierra)がSchiit BifrostのUSBインターフェースを認識しなくなってしまったので、光ケーブルでしのぎました。

でもちょっと調べたら最近はスマホのUSB出力もBifrostにつなげるみたい。さっそくUSB OTGケーブルを買ってきて繋いだら、ちゃんとヘッドフォンが鳴りました。へー!世の中進歩が早いですね。(※ちなみにUSB OTGケーブルは特殊なのか、ヤマダ電機は取り扱いなし。PCデポにはありました。)
スマホ + ONKYO HF Player -> (USB OTG ケーブル) -> Schiit Bifrost/Asgard -> Shure SRH940
さて、7,8年前からじわじわと盛り上がってきたハイレゾオーディオ、確かに素晴らしい音ですが、本当にいるのかな?

昔はノイズが当たり前

かつてメディアはアナログでした。LPレコード、FMエアチェック、カセットテープ、全部そうです。その頃は少しでもいい音で録音しようと、いろいろなところに気をつかっていました。レコードなら当然重いプレーヤーを使い、カセットテープも時々クロームテープとか、よっぽどの時には高価なメタルテープも使ったり。FMはラジカセの置き場やアンテナの向きで感度が違うので、部屋中歩き回ってセッティングを決めたりも。

それがCDの出現で一変。メディアのノイズがない!カセットに録音中、肝心のところでレコードの針がゴミを拾ってブチッという音が入ったり、ラジオのノイズが入ったり、そんなアクシデントはもうありません。CDを直接聞いている限り、カセットテープのサーっというヒスノイズもなし。そして次の段階がメモリ媒体。メモリにファイルとして音楽を収められるようになって、カセットテープのヒスノイズとも完全におさらばです。

CDクォリティで十分

ノイズのないCDまでくれば、2chステレオの音質に関しては100点満点で95点くらいあるはずです。ハイレゾオーディオは、95点を99点にしようとする試みと言ってもいいでしょう。ノイズがなくなったので、次はダイナミックレンジとか音の解像度(レゾリューション)とかに手が伸びるわけです。

でも、CDの音質があれば、ハイレゾオーディオなんかいらないというのが本当のところじゃないのかな?そもそもCDの音だって人間は全部は聞き取れないのですから。もうちょっと踏み込むと、ノイズ前提の時代に音楽が楽しめなかったか?そんなことはありません。ノイズがなかったらなーと時々は思いながらも、十分感動を与えてくれましたからね。CDまできたら御の字です。(もう一息あってもいい気はしますが。)

まぁ、音質を突き詰める道にも大いなる愉しみがあることは否定しませんし、確かにハイレゾ機器で聴くと音はいいです。ただし、その理由は、音源がCD(44.1khz, 16bit)以上のデータ量になったからではなく、ハイレゾでも十分耐えられるように回路設計や電源・アナログ周りが強化されたからじゃないの?と思っています。ハイレゾデータだって、CDと全く同じ音源ではなく、最適にマスタリングされているでしょうし。

高音質オーディオプレーヤーとしてのハイレゾプレーヤー

以前、試しにWaon Recordというクラシックレーベルのハイレゾ音源を、CDクォリティまで落としてみましたが、私の耳ではハイレゾ音源との違いはほとんど気にならないレベルでした(特に外で聞いていたら分からないでしょう)。逆に、ハイレゾ機器、iMacのアナログ出力、iPod、Walkmanで同じファイルを再生してみると、それぞれ明らかに違います。

つまり、ハイレゾ化にこだわるのではなく、高音質のプレーヤーとヘッドフォン(あるいはスピーカー)を揃えるのが先、ということになります。その意味でなら、高価なハイレゾプレーヤーも大いに魅力的に見えてきます。音質が強化されたオーディオプレーヤーとして(でも高いよな〜。SONYのNW-A30シリーズなら何とか...)。

とか言いながらハイレゾプレーヤーを買った

などと考えながら先日街の電器店に入ったら、これはと思うDAPを発見!Pioneer XDP-100R。モデル末期でウォークマンと変わらない値段になっていたので、思い切って買ってしまいました。いや、モデル末期どころではなく、生産完了品でした。でも音は折り紙付きで最新機種に全く引けを取りません。最新機種と同等以上の音で値段は半分、バランス出力がないだけです。家のヘッドフォン環境がまあまあなので、最近外でも少し音質強化したかったのでちょうどよかった。


生産完了品なので今さらレビューみたいなことはしませんが、確かに音はいい。余分な装飾なしにピュアな音が出てくる感じです。無音が無音、引き締まった低音、伸びる高域、なかなか好みの傾向です。まあここは多分に主観的なものなので、そんな感じということで。

操作性、UIのクォリティも良し。iMacからの転送も高速。もう少しバッテリーが持ってくれれば言うことなしですが、あまり贅沢は言わないことにします。これでまた数年はいい音で音楽が楽しめそうです。

ちなみに、ONKYOからハイレゾ対応スマホGRANBEATという、とんでもない機種が発売されます。そっちの方がさらに小型でいいのですが、庶民にはなかなか手が出ない価格帯です。また、さらに小型の機種も予定されているようですから(AV Watch記事より)、こっちを待つ手もありますね。でもやっぱり高いんだろうな〜。


0 件のコメント :

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...