お盆休みの高尾山:早朝は混雑なし (トレイルランニング)
お盆休み後半、朝から高尾山に行ってきました。行ったといってもハイキングではなくトレイルランニング。高尾山までランニングで行ってからさらに登るのはさすがにきついので、往復は自転車(ESCAPE MINI)にしました。片道15km、いつもの南大沢MiniStopから約50分で到着です。朝6時台は人影もまばらで、山頂の往復は快適なランニングでした。日中どの程度混雑するのか分かりませんが、少なくとも7時半前なら、清滝駅から6号路を登るコースは混雑していませんでした。8時ロープウェイ始発なので、そこら辺から人が増え始めるのかも知れません。
自転車は赤い鳥居をくぐって京王線の高架下にある駐輪場に停めました。インターネットで調べたところでは駐輪場はありそうでしたが、本当にあるかどうか怪しかったのでよかったよかった。
6時過ぎの高尾山口駅前。まだ人影はありません。電車が着くとパラパラとハイカーの方が降り立つくらい。日中の混雑とは大違いでちょっとほっとしました。混んでいるとさすがに走れませんからね。
駅前のコース案内図(上の写真の左側)を見て、一番距離が短いので稲荷山コースにしました。確か結構きつかった記憶があります。実際、駅前からハイカーの方はほとんどが稲荷山コースには向かわず、舗装路を奥に歩いて行きます。
さて、私は稲荷山コース。6時20分スタート。登山口からいきなり急な階段が続きます。昔ここは走ったんだっけな?などと思いながら、無理せず早足で登る程度にしておきました。
明らかな上り坂は早足で歩き、平坦と下りは走るという、トレイルランナーらしからぬペースで進みます。それでも一般のハイカーの方よりは倍以上速そうです。ランニング用のTシャツと短パン、トレイルラン用シューズにヒップバッグの軽装ですしね。
途中のあずまや。霞んでいて眺望はきかなかったので、パスして進みます。トイレは廃止されていました。
ちなみに走っていると「すごいですねー」と声をかけられることもあります。挨拶を返した後はちょっと嬉しくなりますが、一般のハイカーの方に迷惑にならないようにしないとなー、と考えたりもします。狭いところを下っている時は、上りの方を立ち止まって待つとか、すれ違う時は歩きに戻すとか。まあ当たり前のマナーではありますけどね。
さて、ここまでくれば奥の階段を残すのみ! もうすぐ山頂です!
が、この階段が長い。軽快なペースで歩いていても最後は辛かった! 富士山を駆け上がるレースがありますが、走りきる方はどんな体をしているのやら。
やった!頂上です。麓から33分でした。3,4年前より5分遅くなっています。月間の走行距離が落ちているからやむなしです。トレーニングすれば戻す自信はありますが、体調への影響も考えると現状がいいバランスかなと思います。
さて、景色は少し霞んでいましたが、あずまやほどではなく、遠くまで見えました。実は右側にうっすらと富士山も見えていたのですが、写真だと見えないかも知れませんね。爽快な青空はTG-630のiAUTOマジックかも。
朝7時ちょっと前の山頂の様子。日中の賑わいとは大違いですが、それでも何組か既に朝食を楽しんでいる方がいたりします。早いなー。私は食べ物を持ってこなかったので、飴と水を補給しながら帰りのルートを考えます。
帰りは清流沿いという案内につられて6号路にしました。往復同じだと面白くないですしね。6号路は稲荷山コースとは打って変わって石の道です。途中、清流沿いどころか清流のなかの飛び石を歩くようなところもあり、走るのには向いていません。木の根が多いコースなら、木の根を避ければ踏み固められた土でほぼ平坦なのですが、岩がベースだと、コース全面がでこぼこ、かつ見た目でも分かりにくく、あやうく捻挫しそうでした。ランニングする方は、6号路の下りは気をつけましょう。
清流沿いかつ頭上高くに木の葉が茂っていて陰が濃く、気温は明らかに稲荷山コースより低いです。来る時に皆さんが6号路の方に進んでいたのも納得です。特に夏の日中は快適でしょうから混雑しそうですね。
滝です。ここから先は柵があって立ち入り禁止でした。
7時半少し前に麓に到着。帰りは29分。行きが33分だからあまり変わりませんでした。岩場が多かったのとハイカーの方が増えてきて立ち止まる時間が多かったからでしょう。また、稲荷山コース3.1km、6号路3.3kmでほとんど同じなのですが、6号路は登山口から清滝駅まで舗装路の距離が少し加算されます。
早起きして高尾山山頂までランニング、なかなか良かったです。何年かぶりに陣馬山まで行ってみたくなりました。さすがに涼しくなってからですね。
高尾山をトレイルランニングしてみたい方へ
山道なので負荷は高いですが、時間が30分程度なので、実は平地をハイペースで長く走るよりもトータルの負荷は小さいと思います。日々ジョギングをされている方なら十分走りきれるでしょう。
ただし、平地と違って転倒や捻挫の危険性は常にあります。無理のないペースに自制することが必要です。怪我をすると他の方に大きな迷惑をかけることになります。
また、通常のランニングシューズでも走れないことはありませんが、快適なトレイルランニングのためには、トレイルランニング用のシューズはほぼ必須です。理由は2つ。
- トレイルランニング用のシューズはつま先に補強が入っており、木の根や岩につま先をヒットしても足の指へのダメージが最小限にできます。通常のシューズはそのようなシーンは想定していないので、つま先も柔らかく、下手をすると突き指や骨折の可能性もあるでしょう。幸い私はそこまで至ったことはありませんが、普通のシューズでつまづくとかなり痛いです。
- シューズの底が硬く作られています。岩の上や木の根の上を歩いても平気です。不整地でも安定したランニングができます。
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