ポラール RC3 GPS 購入。スント AMBIT2 R とどっちがいい?
ついに新しい心拍計を購入しました。当初予定していたAMBIT2 Rではなく、自分でもびっくりの、ポラールのRC3 GPS。ネットでAMBIT2 Rの価格を調べている時にふと見かけたRC3 GPS。寄り道して見ていると、トレーニング関連の機能が充実しているようです。私は自分のランニング能力・体調にあわせたランニングをしたいこと、どうせならGPSを使って記録を取りたいこと、この2点でRC3 GPSを選びました。特に前者は、土日にランニングが集中するせいか無理なランニングになっているような気がしており、最近急に重要に思えてきました。年のせいかな? もともとスントM5がいいなあと思っていたくらいですしね。
まだ数日ですが、Webサイト含め使ってみました。次のような点が良いです。
■GPS精度がいい。1秒間隔なのでほとんど修正する必要なし。
■計測中の表示データをいろいろ変えられて楽しい。
■フィットネステスト、トレーニング後の効果診断、ランニングインデクス(ランニング能力を数値で表したもの)、Polar ZoneOptimizer(有酸素運動のため心拍数ゾーンを個人にあわせて調整)、などトレーニング系の機能が充実。
■コストパフォーマンスが良い。特に自転車のケイデンス機能まで含めた場合。
以下はWebサイトの画面。シンプルな作りですが必要な情報は網羅されています。
ただし、私はトレーニング系機能だけでRC3 GPSを選んだようなものなので、気軽にランニングに使えることを重視する方、高品質・グッドデザインのプロダクトを身につけたい方には、間違いなくAMBIT2 Rがお勧めです。理由は以下の通り。
■完全防水で扱いに気を使わない。RC3 GPSはちょっと気になる(後述)。
■Webサイト含めデザインが良い。
■ベルトが腕にぴったりフィットする。
■心拍計、GPSの基本機能はほぼ同等。差はトレーニング系の機能くらい。
■ランニングケイデンス、GPSルートのグラフィカルな表示など、プラスαが多い。
RC3 GPSで少々気になるのは以下の点。特に一つ目ですかね。
■防水がIPX7。USBコネクタのパッキン付きカバーが磁石で固定されるという初めて見る作りで、何となく不安。実際に使ってみたところ汗の侵入はなく(当たり前)、ネットでもトラブルの報告はないので問題なさそうですが、気にはなります。(2016/2/3 追記: 汗がUSBコネクタに浸透して腐食したという方からのコメントをいただきました。使用状況や原因はわかりませんが、水が侵入するケースもあるようです。私は約2年使っていますが、今のところ問題はまったくありません。)
■ベルトの付け根が幅広で、手首にぴったりはフィットしない。
USBコネクタは写真のような作りです。
赤いパッキンの両側に円形磁石があり、簡単にカバーが固定されるように工夫されています。でも、防水といえば防水デジカメのきっちりロックする方式を見慣れているので、何となく不安感がありました。実際に使ってみたところ、カバーが時計の裏側にあることもあり、よっぽど強く水流をあてなければ問題なさそうです。まあトライアスロン(水泳)をするのでなければ気にする必要はないでしょう。ネットにもトラブルの情報は見当たりませんし。ただしカバーの裏側、キャップの周辺までは水分が入り込むので、使用後は緩い水流でカバーのあたりを洗い流すと良さそう。そのまま乾かすと不純物が残ってよくなさそうなので。
2014/7/20 追記:
もう一点注意する点がありました。ポラールの心拍センサーのベルトは、両端をフックで引っ掛けて留める方式です。そのため、走っていて汗で全体が滑りやすくなると、このフックがはずれがちです。これがはずれると、さすがに走りながら直すのは不可能で、立ち止まらざるを得ません。一方のスントはセンサーベルトの両端を送信部に差し込んでロックする方式なので、ベルトが外れることは絶対にありません。全体がそのまま緩んでお腹まで落ちることはありますが、走りながらでもそのまま持ち上げる対処がとれます。では、ポラールでどうするかというと、少し強めにベルトを張るしかありません。キツイと感じるほど締める必要はありませんが、スントより心持ち強めが良いようです。このフックの形状、もう少し引っ掛ける部分を深くしてもらえると、外れにくくなりそうです。
2014/7/20 追記 ここまで。
最後にRC3 GPSとAMBIT2 Rの比較表を。私は最初と最後の2行+Webのトレーニング分析機能だけでRC3 GPSを選んだので特殊ケースでしょう。ただし、どちらかの機種が圧倒的に勝っているということはないので、自分の重視するポイント何点かをピックアップして比べるのが良いと思います。
以下はAmazonへのリンク。AMBIT2 Rには白もあります。白の方が安いんですね。汚れやすいからかな? 私としては黒の方がお勧めです。
まだ数日ですが、Webサイト含め使ってみました。次のような点が良いです。
■GPS精度がいい。1秒間隔なのでほとんど修正する必要なし。
■計測中の表示データをいろいろ変えられて楽しい。
■フィットネステスト、トレーニング後の効果診断、ランニングインデクス(ランニング能力を数値で表したもの)、Polar ZoneOptimizer(有酸素運動のため心拍数ゾーンを個人にあわせて調整)、などトレーニング系の機能が充実。
■コストパフォーマンスが良い。特に自転車のケイデンス機能まで含めた場合。
以下はWebサイトの画面。シンプルな作りですが必要な情報は網羅されています。
ただし、私はトレーニング系機能だけでRC3 GPSを選んだようなものなので、気軽にランニングに使えることを重視する方、高品質・グッドデザインのプロダクトを身につけたい方には、間違いなくAMBIT2 Rがお勧めです。理由は以下の通り。
■完全防水で扱いに気を使わない。RC3 GPSはちょっと気になる(後述)。
■Webサイト含めデザインが良い。
■ベルトが腕にぴったりフィットする。
■心拍計、GPSの基本機能はほぼ同等。差はトレーニング系の機能くらい。
■ランニングケイデンス、GPSルートのグラフィカルな表示など、プラスαが多い。
RC3 GPSで少々気になるのは以下の点。特に一つ目ですかね。
■防水がIPX7。USBコネクタのパッキン付きカバーが磁石で固定されるという初めて見る作りで、何となく不安。実際に使ってみたところ汗の侵入はなく(当たり前)、ネットでもトラブルの報告はないので問題なさそうですが、気にはなります。(2016/2/3 追記: 汗がUSBコネクタに浸透して腐食したという方からのコメントをいただきました。使用状況や原因はわかりませんが、水が侵入するケースもあるようです。私は約2年使っていますが、今のところ問題はまったくありません。)
■ベルトの付け根が幅広で、手首にぴったりはフィットしない。
USBコネクタは写真のような作りです。
赤いパッキンの両側に円形磁石があり、簡単にカバーが固定されるように工夫されています。でも、防水といえば防水デジカメのきっちりロックする方式を見慣れているので、何となく不安感がありました。実際に使ってみたところ、カバーが時計の裏側にあることもあり、よっぽど強く水流をあてなければ問題なさそうです。まあトライアスロン(水泳)をするのでなければ気にする必要はないでしょう。ネットにもトラブルの情報は見当たりませんし。ただしカバーの裏側、キャップの周辺までは水分が入り込むので、使用後は緩い水流でカバーのあたりを洗い流すと良さそう。そのまま乾かすと不純物が残ってよくなさそうなので。
2014/7/20 追記:
もう一点注意する点がありました。ポラールの心拍センサーのベルトは、両端をフックで引っ掛けて留める方式です。そのため、走っていて汗で全体が滑りやすくなると、このフックがはずれがちです。これがはずれると、さすがに走りながら直すのは不可能で、立ち止まらざるを得ません。一方のスントはセンサーベルトの両端を送信部に差し込んでロックする方式なので、ベルトが外れることは絶対にありません。全体がそのまま緩んでお腹まで落ちることはありますが、走りながらでもそのまま持ち上げる対処がとれます。では、ポラールでどうするかというと、少し強めにベルトを張るしかありません。キツイと感じるほど締める必要はありませんが、スントより心持ち強めが良いようです。このフックの形状、もう少し引っ掛ける部分を深くしてもらえると、外れにくくなりそうです。
2014/7/20 追記 ここまで。
最後にRC3 GPSとAMBIT2 Rの比較表を。私は最初と最後の2行+Webのトレーニング分析機能だけでRC3 GPSを選んだので特殊ケースでしょう。ただし、どちらかの機種が圧倒的に勝っているということはないので、自分の重視するポイント何点かをピックアップして比べるのが良いと思います。
項目 | POLAR RC3 GPS | SUUNTO AMBIT2 R | ||
トレーニング効果の表示 | あり | ◎ | ◯ | なし |
フィットネステスト | あり | ◎ | × | なし |
リアルタイムのトレーニング強度 | 心拍数のゾーン毎の時間表示程度。 | × | ◯ | PTE表示あり。 |
Webサイト基本機能 | 心拍数グラフ、GPSデータ、 地図、距離、時間、等。 |
◯ | ◯ |
心拍数グラフ、GPSデータ、 地図、距離、時間、等。 |
Webサイトのデザイン | シンプル。真面目。 | ◯ | ◯ | シンプル。アクティブ。 |
Webサイトの分析機能 | 複数の分析や診断あり。 | ◎ | △ | データは表示されるが、だから? |
WebサイトのSNS要素 | 外部のサービスでの共有のみ。 FLOWはスマホのみ。 |
× | ◯ | コミュニティ機能あるが あまり盛り上がっていない? |
装着感 | 時計のベルト付け根が幅広でフィットせず。 | ◯ | ◎ | 時計のベルトが手首にぴったりフィット。 |
重さ | 58g。軽量。違和感なし。 | ◎ | ◯ | 70g。ちょっと重い。でも慣れるでしょう。 |
大きさ | 適度 | ◯ | ◯ | 大きいが非常に操作しやすい。 |
デザイン | 古くさい。黒赤の配色も疑問。 | △ | ◎ | シンプル。北欧デザイン。 |
GPS精度 | OK | ◯ | ◯ | OK。FusedSpeed。 |
防水性 | IPX7。 USBコネクタカバーが不安。 |
◯ | ◎ | 5気圧防水。 |
その他 | ランニングケイデンス GPSルートのグラフィカル表示 |
|||
価格 (2014年3月末) | ¥30,000 | ◯ | △ | ¥37,000 |
価格 (+バイクPOD) | ¥33,000 | ◯ | △ | ¥42,600 |
以下はAmazonへのリンク。AMBIT2 Rには白もあります。白の方が安いんですね。汚れやすいからかな? 私としては黒の方がお勧めです。
RC3を使ってましたがUSBの充電コネクター部分は汗により直ぐに腐食しました。
返信削除半年持ちませんでした。
新品をオークションで買ったのですが正規店で買ってないとのことで保証はありませんでした。
コメントありがとうございます&ご愁傷様です...。私の場合、バンドの劣化やUSBキャップ部への汗の浸透が気になるので、ランニング後は必ず流水で洗い流します。どうせ心拍バンドも水洗いしますしね。USBコネクタのキャップの中は見るからに水一滴でアウトな作りなので、その水が十分切れた後にしか開けず、また即ティッシュペーパーで水気を吸い取ります。ですのでこれまでノートラブルで動いています。面倒そうですが、慣れるとそうでもありません。RC3 GPSはSUUNTOに比べると結構シンプルというかローテクな作りですが、それが意外に可愛い奴めという感じで気に入っています。
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