心拍計を使ったインターバルトレーニングは楽しい!
いつも私は距離を走りすぎる傾向があるのですが、作成されたプログラムはそんな無駄はしません。適切な距離、適切な負荷で終わります。だから、いつもの土日のランニングに比べて疲労も残らず気持ちよいトレーニングになります。ま、土日はトレーニング目的ではなく半分近所の探検みたいなところがあるので、目的が違うんですけどね。
さて、トレーニング方法はいたって簡単で、以下の流れで進みます。
① 作る(ほぼ自動)
最初にWebサイト(polarpersonaltrainger.com)で、トレーニングプログラムを作ります。目標とするレース、日付、自分の身体データなど基本的な項目を入れるだけで、勝手にプログラムができあがります。これで何月何日にどんなランニングをするかが決まります。(実際に走るのは数日前後しても別にかまわないでしょう。そこは人間優先で)。もちろん走るコースは自分で決めます。② ダウンロードする
RC3 GPSをPC/Macに接続すると自動的にトレーニングプログラムがダウンロードされます。③ 選ぶ
心拍センサーを身に付け、RC3 GPSから、Menu -> Program -> 該当する日付 (例えばSun 04/13 Long Run (01:40:00)) を選ぶとスタートします。④ 走る
あとは走るだけ。プログラムにあった心拍範囲が指示されて、必要なゾーンの下限か上限を超えると、アラーム音がするので、おっと、とペースを調整します。これがあるので無闇なランニングになりません。⑤ アップロードする
ランニング終了後RC3 GPSをPC/Macに接続すると、またまた自動的にランニング状況がWebサイトに自動アップロードされます。⑥ 見る
その後、なるほどこんな走りだったか、と、Webの分析結果を見直します。次のトレーニングには関係ないので別に見直さなくてもいいですけど、やっぱり見たくなります。ここはもう自己満足の世界?ランニング後のWeb分析画面はいくつか種類があります。私が主に使うのは以下。
概要
どこをどう走ったか、その時の心拍数(負荷)は、などが分かります。トレーニング効果
心拍数のゾーン毎の時間と、トレーニング効果のコメントが日本語で表示されます。どんなランニングをしても何らかの効果があるのが分かってうれしいところ。ちなみにRC3 GPS自体のメッセージ表示は英語なのですが、必ずコメントの冒頭でGreat pace!とかExcellent!とか、たらたら走っても、Very nice session for your recovery.とか褒めてもらえるのでうれしくなります。モチベーションアップさせるのは英語の方が上手いですね。ユーザーズマニュアルの対訳は英語をそのまま訳したものなので、良いペースです!、すばらしい!、回復のために非常に良いセッションでした、など記載されています。サイトの日本語もこうすれば良かったのに。ただし、Webの分析コメントはRC3 GPSに表示されるメッセージよりも細かい分析が書かれていますので、それはそれでよし。出だしの褒め言葉だけですね。
トレーニング負荷
実は私が一番見るのがこれ。あと何日でどのくらいの負荷のトレーニングができるかグラフで表示されます。長距離走ると折れ線グラフが赤い領域に突入して、「トレーニングは推奨できない」と出ますから、心置きなく休めます。自分をごまかして休んでいる(さぼっている)のではない!と堂々と胸を張れますので。また、ランニング初心者の方にも、この機能が一番ありがたいのではないでしょうか。ランニングを始めたばかりのころは、走るのがうれしくてオーバートレーニングになりがちですからね。ちなみに、折れ線グラフがレッドゾーンに入っているのはプログラムに従ったトレーニングではなく、土日にやたら長距離走ったとか、レースでついついがんばってしまった、とかのものです。イエローゾーンに収まっているのが、プログラムに従ったインターバルトレーニングです。ちゃんと計算されているんですね。さすが!
トレーニングデータ
細かいデータを数値で確認したい時に。例えば消費カロリーとか、消費カロリー中の脂肪燃焼率とか、ですかね。ランニング指数(ランニングインデックス)も表示され、これはランニング能力を表すとのこと。日本語のユーザーズマニュアルを見ると、性別・年代別の一覧表も載っていて、マラソンの予想タイムまで分かります。製品添付の小冊子はRC3 GPS自体の簡単な使い方しか載っていないので、WebからPDFをダウンロードするかHTML版をWebで見る必要があります。これが分かりにくいところにあって不親切。お手軽なHTML版はこちら。PDF版のリンクはこちら。(日本語マニュアル関係の一覧はこちら。)
以上、ポラールRC GPS + polarpersonaltrainer.comを使った、トレーニングプログラム作成機能と、Webでの分析機能でした。思ったよりもずっと便利で楽しいですね。もっと前に知っていれば良かったな。
※私はポラール RC3 GPSを使いましたが、スントAMBIT2、AMBIT2 S、AMBIT2 R、QUESTにもトレーニングプログラムのダウンロード機能はあるので、おそらくプログラム作成とトレーンングまではほぼ同じことができると思います。その後のWebサイトでの分析内容はおそらく違うと思いますが、持っていないので分かりません。t3cではできないし。
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