500pxのパルスの平均がどのくらいか調べてみた

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高品質写真SNSの500px、トップページの写真は美しく人目をひくものばかりです。


自分の写真を公開すると、世界中で見ている人がいいね!をつけるに従って、パルスというスコアが上がります。それにしたがって、Fresh → Upcoming (70パルス以上) →Popular (80パルス以上)と、カテゴリーがアップしていき、より人目に触れる機会が増える仕組みです。ただし24時間後には強制的にパルスが下げられるので、常に新鮮な写真が優先表示され、見ていて飽きません。

私が最初に公開した写真は90.4パルス、その後平均するとだいたい85〜90ちょっとくらいでしょうか。これがどの程度のポジションなのか分からなかったので、500pxのAPIにアクセスしてデータを分析してみました。

まずは、1日前の500pxの全写真のパルスの分布から(取得データ量の関係から半分に間引きましたが、傾向はあっているはず)。


これを見ると、データ数がだいたい33,000ですから、17,000くらいが真ん中です。縦軸の17,000付近を右に見ていくと、86パルスくらいです。つまり、平均は86パルスということになります。86だと80越えですから、500pxの平均的な写真はほぼPopularに入る、ということになります。意外に敷居が低いですね。すごい写真ばかり並んでいるのでもっと敷居が高いかと思いました。

ただし、Popularカテゴリはパルス上位から順に表示されるので、単にPopularに入っても多くの人の目には触れないでしょう。敷居が低いのはより多くの人を集め、500pxを活性化(参加者によるパルス付の自動化)するため、という気もしてきます。投票者として使われていることへのちょっとしたご褒美かな?ここら辺の意図は500px内部の方でないとわかりませんけどね。高品質写真をものにするトップクラスの人と、写真に興味のある一般人を、とても上手に一つのサービスで融合させている感じがします。マーケットとしてもその方が成立しやすいでしょうし。

さて、もう一つこのグラフからわかるのは、分布が滑らかな曲線ではなく、階段状になっていること。つまり、その間のパルス(例えば10とか)は存在しないということです。実際数値データを覗いてみても、0.0, 34.5, 42.5, ...のように飛び飛びです。となると、いいねの数とパルスの関係が気になるところですが、上のグラフの階段の数を左から数えていくと、
  • いいね = 7 -> 70パルス越え -> Upcomingへ
  • いいね = 12 -> 80パルス越え -> Popularへ
となります。全世界のユーザーは何万もいるでしょうから、自分の満足いく写真なら、これくらいいきそうな気もしますね。

いいね!の数と最高パルスの関係をグラフにすると次のようになります。確かに横軸12あたりでパルスが80を超えるようになります


ただし、ここからが500pxが高品質と言われる所以ですが、パルスが上がるにしたがって、その上昇は急速に難しくなります。90パルスには30人、95パルスには65人のいいねが必要となります。99とかだとグラフの右側を突き抜けています。ちなみにこの日最高のいいねは4123もありました。いいねが7(70パルス)とか12(80パルス)とかは誤差の世界です。

500pxをやっていると高パルスが欲しくなるのが人情ですが、ここ一週間眺めてみた感じでは、90後半行っているような写真でも、何でこれがこんなにいいの?と私ですら疑問に思う写真も多数ありました。パルスの大小が必ずしも写真の出来を表すものではなく、SNSの常として、単にいいねが多いだけです。お互いにいいねをつけ合うような行動をとればおそらく上がりやすくなるでしょう。

また、綺麗な写真でも、同じようなパターンが多いのに次第に気がついてきます。例えば海の風景写真、広角レンズで手前の波打ち際を広く入れ+夜間(またはNDフィルタ)で露出時間を長くして波を流れるように写す。こうすればそこそこ印象的な写真になりますから、そのような写真は500pxにあふれています。そのためこのパターンはだんだん飽きてきます。

パルスには一喜一憂せず、自分の宝石箱として、気に入った写真をアップし、本当に気に入った写真にいいねをつけて気長に楽しむ、というのがいいかな〜と思いました。他の人の綺麗な写真から刺激を受けて、いい写真を撮ろう!という気持ちになるのが一番の効果かもしれません。


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