バランス駆動とデュアルモノの違い
バランス駆動のヘッドフォンアンプを色々と物色していると、デュアルモノ(デュアルモノラル)という言葉にちょくちょく出くわします。例えば
https://teac.jp/jp/product/ud-503/top
UD-503はA4サイズのコンパクトな筐体に、60年以上にわたって培われてきたティアックのオーディオ設計ノウハウと、ハイエンド・オーディオの設計思想を凝縮させたデュアルモノーラルUSB DAC/フルバランス・ヘッドホンアンプです。バランスとデュアルモノって、どちらも何かが2個のイメージがあり、どう違うんだろうか?とだいぶ調べてみましたが、きれいにまとまっているサイトはなし。やむなく情報の断片を自分でつなぎ合わせ、以下のようにまとめてみました。(※配線は厳密なものではありません)
シングルエンド(アンバランス)/バランス:
1つのスピーカー(ドライバー)を1つのアンプで駆動するか、極性が反対の2つのアンプで両側から駆動するかの違い。つまりスピーカー(ドライバー)の駆動方式という一点のみに関する用語。
デュアルモノラル:
L/Rの回路が電気的に完全に分離されていることを表す用語。バランスかどうか(最終的な駆動方式)には関係ない。
わかってみるとなるほどね〜、という感じですが、分からないうちはどうにも気持ち悪いものです。バランスでなくても、デュアルモノで音質向上のメリットはだいぶ享受できそうな気がします。スルーレート(Slew Rate.音の立ち上がりの鋭さ)以外は同じに思えるので。
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