ふとスントのサイトを覗いたら、3月にAMBIT3 RUNが発売されていました。やっとAMBIT2 R相当の、ランニングに絞った機種がでましたね。AMBIT3が出た時は、AMBIT2は廃止されるのかと思ったら、上位/下位機種の位置付けで両方ラインナップに残りました。その結果、SUUNTOの心拍計付きウォッチの機種が増えてきて、どれがどれだか分からなくなってきたので、機種と価格、そして価格差の理由、で整理してみました。
(※グラフはクリックで拡大します。その方が見やすいです。)
スントの心拍計は以下に大別されます。
- M2/M5/QUEST:GPSなし、心拍計測指向の旧世代
- AMBIT2:GPS内蔵、高品質デザイン
- AMBIT3:GPS内蔵、高品質デザイン、スマホ連携機能
ランニングで心拍数を知りたいだけならM5あたりでも十分ですが、GPS内蔵でランニング後にPCにつなぐだけでデータ整理/分析されるのは、やっぱり便利です。地図で走ったコースが表示されるのも楽しいし、M5とAMBIT2の価格差は1万円くらいなので、ランニング主体に使用される方には、機能とコストのバランスに優れる
AMBIT2 Rがオススメです。(M5が以前のまま1万円台前半だったら、M5も強力にオススメなのですが...。)ただし、ランニングをされる方は自転車に手を伸ばす方も多いでしょう。
- AMBIT2 S = AMBIT2 R + バイク、スイム対応(価格は+2,3千円)
ですから、将来を見越して
AMBIT2 Sを選んでおくのも賢い選択だと思います。
次にAMBIT3シリーズはどうでしょうか? AMBIT3とAMBIT2の関係はおおよそ以下となります。
- AMBIT3 RUN = AMBIT2 R + スマホ連携機能(価格は+2万円)
- AMBIT3 SPORT = AMBIT2 S + スマホ連携機能(価格は+2万円)
- AMBIT3 PEAK = AMBIT2 + スマホ連携機能(価格は+2万円)
単純でわかりやすいですね。スマホ連携機能には、着信通知、メッセージ受信、スマホでのデータ表示、写真へのGPSデータ写し込み、などがあります。これらに魅力を感じるならAMBIT3も悪くありませんが、スポーツすること自体を重視する方だと、
スマホ連携機能に+2万円の価値は感じないのではないでしょうか? そんなお金があるなら、トレラン用シューズを一足買うとか、少し遠くのランニング大会に参加するとか、いろいろできますからね。(※画像はAmazonへのリンクです。)
せっかく発売されたAMBIT3 RUNですが、走ること自体を優先したい私にとっては、現時点では価格差分の価値は見いだせないという結論でした。皆さんはいかがだったでしょうか? スマホ重視の方は機能に魅力を感じるかもしれませんが、冷静に考えると5万円ですからね。M5の2万円、AMBIT2 Rの3万円に比べると、コスト面での壁はやっぱりあるんじゃないかな〜と思います。その差が数千円ならいいんですけど。
ただし、今回の価格は2015/4のものなので、発売されてまだ1ヶ月のAMBIT3 RUNは、これから
もう少し価格が下がると思います。そこに注目していましょう。ちなみに、2015/4/27時点で、下のAmazon価格は、上3つのAMBIT3 RUNが各色¥48,600、5つ目のAMBIT2 Rが¥30,419です(※2015/7/18時点で3万円を切りました)。AMBIT2との価格差が一万円を切ったらまた考えようかと思いますが、残念ながら私の予想では下がっても¥45,000までかな。先行しているAMBIT2を見ても、RとSの価格差があまりないですからね。さて、どう変わっていくでしょうか?
0 件のコメント :
コメントを投稿