新しいランニング用デジカメ SONY RX100

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ついに...ついに、3代目のランニング用デジカメ SONY RX100デビュー!


2代目ランニング用デジカメ、Olympus TG-630が不調になってきました。時々レンズ付近のバネのような影が写真に写り込んだり、ピントが合わなかったり。完全に機能停止ではありませんが、使っていて不安があるのは気持ちよくありません。それともう一つ、画質への不満も高まる一方。発色が地味かつ白っぽく平面的な写りなのに画質調整機能がないことと、解像度というかディテールというか、それがとても荒れていること。この2つですかね。夏前からしばらく検討していましたが、ちょうど安価に入手できる機会があり、SONY RX100をゲット!ここしばらく使っていますが、なかなかいいです。画質について、以前撮ったのと同じようなシーンがあったので比べてみました。

SONY RX100:大栗川の鳥たち全景


Olympus TG-630:大栗川の鳥たち全景


たまたまですが、撮った場所も同じかもしれません。ちょうどいいや。スマホで見る分には色合い以外に大きな違いはありませんが、PCなどの大画面で見ると、RX100の方がシャキッとした写りす。スマホやタブレットでも、よく見るとTG-630の方はカワウの顔が少しぼやけた感じに見えないでしょうか?

SONY RX100:カワウを拡大


Olympus TG−630:カワウを拡大


TG-630の方は羽毛の感じが全くわかりません。べったり泥まみれにすら見えてきます。センサーサイズが違いすぎるし(RX100は1インチ、TG-630は1/2.3インチ)、光学系もTG-630は防水のため屈曲系なので大幅に不利です。目的が違うカメラなので比べることが間違っていますが、写真の写りが気になってくるとどうしても、ね。

等倍鑑賞は写真の本来の姿ではないという意見もネットで見かけます。写真を作品として見る場合は確かにそうだと私も思います。しかし、写真を活動の記録として見る場合はどうでしょうか? ここどうだっけ? と、タブレット/スマホのピンチでさっと拡大して見ますよね。デバイスの進歩で写真をそのように見るのが当たり前の世の中ですので、高解像度化/ディテールの確保は大事だと思います。このまま高画素化が進めば、将来的には光学ズーム代わりなる(だろう)という別の価値もありますし。

さて、画質以外のカメラとしての機能についてはどうでしょうか? RX100は防水どころか防塵防滴ですらありません。へたをすると汗や小雨一発で故障の可能性があります。真夏は危なっかしくてランニングでは使えませんが、これからの秋以降なら大丈夫でしょう。いっぽう真冬は冷えすぎて、手に持った時の蒸気で結露したり、それこそ家に入った時の結露が盛大だったりするので、これまた注意深く使う必要があります。そのへんは今回割り切りました。TG-630がまだ壊れるところまで行っておらず、環境条件が厳しい時はそちらに逃げる手が使えるので。

RX100でよく指摘される欠点としては、レンズが望遠側暗め、寄れない、があります。ランニング中に写真を撮る分には、いずれもあまり問題になりません。ズームは単純に遠くを撮るだけでテレマクロやポートレートなどには使いませんし、多少寄れないのは高画素&トリミングである程度カバーできるので。


最後に、今回RX100以外に考えた候補を挙げておきます。

FUJIFILM XQ-2
 ◯:24mmから、フィルムシミュレーション、2/3インチでもOK。
 ×:ズーム位置メモリー機能なし、RX100と大差ない価格で割高感。

Canon PowerShot G7X
 ◯:1インチセンサー、24mm-100mm、露出補正などの使い勝手。
 ×:RX100より重く大幅に高価。全部入りだがそこまでなくていい。

NIKON AW-130
 ◯:強力な防水機能、GPS・コンパス・気圧計付き。
 ×:ヘビーデューティーすぎ。ダイビングや冬山向けか。

SONY RX-100M2/3/4
 ◯:無印RX100と同等以上の画質(センサー,レンズ)
 ×:無印RX100より大幅に高価。ランニングにはRX-100で十分。
 
いろいろ比べましたが、軽量コンパクト、広角優先、十分な画質、ハイコストパフォーマンス、それらを満遍なく満たしてくれるのが、RX100でした。

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