仏果山から丹沢主脈と多摩ニュータウンを眺めよう!

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高取山と仏果山は手軽なハイキングにぴったりのコース。久々に行ってきました。
高取山と仏果山は、丹沢主脈と多摩ニュータウンの間、宮ヶ瀬湖の手前に屏風のように連なる山。標高は750m程度(高尾山が599mですね)ですが、宮ヶ瀬湖畔から急峻に立ち上がっていることと、頂上に鉄骨造りの高い展望台が設置されていることから、丹沢主脈、多摩ニュータウン、どちらの方向にも素晴らしい眺めが広がるというユニークな山です。今日はコンパクトにハイライト写真だけ載せますが、1枚目と2枚目の丹沢と多摩ニュータウンの写真は、いつもより解像度を高めの1280pxにしてあります。是非、知っているところを探してみてください。意外に楽しめると思いますよ。

高取山から見る丹沢主脈主要部。塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳が写っています。中央付近のとんがりが蛭ヶ岳ですね。


仏果山から見る、橋本駅/MeWe/アリオ、南大沢近辺、明星大学/中央大学、帝京大学、東芝府中、などなど。多摩センターのベネッセは写っていないですね。日常生活での距離感で建物を探すと、左右、奥行きの感覚が全然違うので驚かれると思います。


冒頭にも書きましたが、高取山と仏果山山頂には鉄骨の展望台があり、素晴らしい眺めが楽しめます。望遠レンズのデジカメ、双眼鏡を持っていくのがおすすめです。特に双眼鏡は必携!デジカメで撮れるからいいやと思いがちですが(私も以前はそう思っていました)、シンプルな光学系で劣化のない超鮮明な風景は、デジカメでは味わえません。是非手持ちの小型のものでいいので持っていきましょう。

私のオススメは以下のPENTAX製品です。色々なレビューでコンパクトで画質がいいものを探しましたが、コストパフォーマンスも考えると、これともう一つくらいしかなかったと思います。あまり倍率が高すぎても手ブレしてかえって見にくいらしいので、8-10倍が良さそうです。私のは8倍ですが、展望台にはしっかりした手すりがあるので、肘をつけば10倍でも大丈夫でしょう。
PENTAX 双眼鏡 UP 8×21 ブラック ポロプリズム 8倍 有効径21mm。高画質ながら6千円前後とコストパフォーマンスが高いです。
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仏果山から見る相模湾と江ノ島。海も見えるんですよね〜。


上に双眼鏡をお勧めしましたが、デジカメにも少々触れておきます。今回使用したレンズは、35mm換算300mmの望遠ズーム。多摩ニュータウンの建物を識別するには最低300mmは欲しいところです。都心方向も大きく写したいならなおさら。今日の私のカメラはOLYMPUS OM-D EM-5 + M.ZUIKO 40-150mm F4.0-5.6 Rという組み合わせ。コンパクト軽量なのでトレッキング時に便利です。レンズを選べば(M.ZUIKO ED12-50mm F3.5-6.3 EZとか)、軽量かつリーズナブルにカメラ本体とレンズの両方を防塵防滴にできるのも登山向きと思います。ただ、天気が良ければ、特に防塵防滴でなくてもよく、望遠ズームの能力で決めれば良いと思います。

望遠で最近気になっているのが換算2000mmとなるNikon COOLPIX P900。光学83倍の化け物ですが、価格は5万円程度と、望遠に興味があれば手が届きやすい価格。2000mmというと、今日の私のレンズ、300mmの7倍近く拡大できることになりますから、橋本のアリオが画面から大きくはみ出すくらいに写ることになります。なんだか怖いような気すらしてきます。画質も欲張りたい場合はSONY RX10M3ですかね。1インチセンサーでレンズもいいので、換算600mmで十分なら、こちらの方がいいかなと思います。ただし値段が倍以上になるのが難点といえば難点でしょうか。

さてと話がつい長くなってしまいました。仏果山から下山する道沿いには「シモバシラ」がありました。枯れた草の茎から水分が染み出して、薄い氷のひだが広がっていきます。知らないとまず間違いなく見逃します。触ると硬いらしいです。


今日のコース。LSDがわりにゆっくり歩きました。仏果山への道の方が、高取山への道よりもきついような気がします。私たちは今日は最初高取山に登って、仏果山経由で下山しましたが、そのとき仏果山に向かって登って来る方は、皆きつそうでした。

[TrailNoteにより国土地理院地図にGPXデータを重畳して使用]

トレーニング時間: 03:52:54
平均心拍数: 104
最高心拍数: 未計測
消費カロリー: 1342 kcal
距離: 6.29 km
平均ペース: 37:30 min/km
トレーニング負荷: 188
上昇: 695m
下降: 695m

高さは全然大したことありませんが、元旦の菩提峠〜三ノ塔ピストンより明らかにきつかったです。でも、高尾山の稲荷山コースを余裕で往復できれば、こちらも問題なく回れると思います。高取山ピストン(往復)だけにすれば、負荷はだいぶ下げられますが、高取山から仏果山のトレイル的な山道も捨てがたく、やっぱり両方行きたいですね。

本日の天候
朝7時過ぎ、天気晴れ、圏央道相模原IC付近で-2℃の表示、現地は無風〜微風。今日はほとんど風がありませんでしたが、ちょっとでも風があると、頂上とその間の稜線は丹沢からの冷たい風の吹きさらしになるので、アウター、手袋、帽子はしっかり準備しましょう。

装備
上:ジオラインLW + ソフトシェル + ランニング用(安物)ウィンドブレーカー + 化繊グローブ+防風グローブ + 無印ウールキャップ。
下:ミッドカットトレッキングシューズ + 暖パン。
歩き始めてすぐにジオラインLW一枚に。頂上はそれなりに寒いので全部着込む。極力汗をかかないようにこまめに調整。


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