ランニング/トレッキングウォッチのトレンドは?

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先日CP+2016に行ってきました。CASIOのアウトドアスマートウォッチWSD-F10の出来がよくてビックリ!これなら使ってみたいな。


地図も出るし、表示もいろいろ変えられてカッコイイ。でも、地図表示はスマホが必要なんですね。うーん、単体動作ではないのか。GPS内蔵でないのも残念。スマホのバッテリーがGPSやアプリをずっと使いっぱなしでも2,3日もつ(=トレッキング中にバッテリーのことを忘れていい)ならイイんですが、どうなんでしょう?

WSD-F10に刺激されて、最新のランニング/トレッキングウォッチはどうなっているのか、ちょっと調べてみました。ランニングウォッチはSUUNTOを中心に調べたことがあるのですが、トレッキング用は初めてです。メーカー順ではなく、機能から考えて左から順に、トレッキング向け〜ランニング向け〜通常の生活向け、と並べてみました。色はそれぞれの領域に重要と思われる機能を表します。(※表はクリックで拡大します)


やや思い込みが入っているかもしれませんが、この表を見ると大きく以下の4カテゴリに分類できそうです。

1. 純アウトドア向けモデル
2. アウトドアとランニングの境界に生まれつつあるモデル
3. ランニング向けモデル
4. 日常生活主体だがランニングも視野に入れたモデル

それぞれ少し詳しく見てみましょう。

1. 純アウトドア向けモデル

CASIO ProTrekが代表選手。PC/スマホ接続なしの時計+センサーの硬派なスタイルを貫く。その分動作時間は長く信頼性への評価も高い。一見時代に合っていないようだが、心拍計のようなマニアックな機能は不要、GPSログはスマホがあるよね、と考えると急に合理的なポジションに見えてくる。今後も一定の需要はあるでしょう。

2. アウトドアとランニングの境界に生まれつつあるモデル

これから面白くなりそうな領域その1。スマートフォンとの連携に新しさを狙ったアウトドア・スマートウォッチCASIO WSD-F10、トレッキング向け機能に光学式心拍計も取り込んだEPSON MZ-500、VERTICALなスポーツという尖った(ニッチな?)コンセプトのAMBIT3 VERTICAL。全部入りみたいなGARMIN fenix 3J。いろいろなチャレンジがされては消えていくでしょうが、それが競争と進化の原動力。どれも魅力的ですが、WSD-F10は、アウトドアウォッチの閉じた世界を、オープンな世界に向かって大きく開く可能性にワクワク。あと、モデル端境期の延命策かと思ったAMBIT3 VERTICALが、ほとんどフルスペックでちょっとびっくり。

3. ランニング向けモデル

現在他メーカーも含めて最もモデル数が多い領域。でも単なる「ランニング向け」では明日がありません。スマホアプリ、ライフログ系ウォッチ、スマートウォッチの激しい侵食にあっているはず(※勝手な想像です)。

4. 日常生活主体だがランニングも視野に入れたモデル

これから面白くなりそうな領域その2。スポーツではなく日常生活から入るという敷居の低さが最大のポイントでしょう。胸ベルトが不要となる光学式心拍計が出始めたのもプラス材料。これでランニング用途にもそこそこ満足してしまえば、次に目が向くのは一足飛びにアウトドア系のモデルとなるはず。

私なら...

私はトレッキングにも行きますが、主体はあくまでランニング。ウォッチ単体で心拍計とGPSが欲しいです。となるとEPSON MZ-500かSUUNTO AMBIT3 VERTICALでしょうか(GARMIN fenix 3Jもいいがコストパフォーマンスが悪すぎる)。MZ-500の光学式心拍計の手軽さと、アウトドア向けセンサーの豊富さには惹かれますが、ランニングのトレーニング関連機能の充実を考えるとAMBIT3 VERTICALかな(ちょっと高いかな)。こうやって用途に沿って並べてみると選びやすいですね。ちなみに、ランニングをしている人は皆そうでしょうけど、運動量は十分なので日常生活の活動量計はまったく不要。表の右側の領域には縁がなさそうです。

おまけ

CP+2016、CASIOブースではアウトドア向けのデジカメFR100も展示していました(というかカメラの展示会なので本来こっちが主役)。トレッキングなら、これでいろんなアングルで撮影というスタイルも面白いかもしれません。意外な写真が撮れそうです。(無意味な写真量産にならなければ...)




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