アップダウン強化ランニングコース：長池公園〜首都大裏道〜由木めぐみ野〜南陽台〜長沼公園栃本尾根〜霜降りの道〜中山中学校〜上柚木公園〜多摩ニュータウン通り〜長池公園

先日買った本「登山の運動生理学とトレーニング学」は、一般、特に中高年向けですが、ネット上には大学の登山部員に向けた資料もあります。

例えば → 登山の運動生理とトレーニング(PDF 2.1MB)

この資料によると、平地のランニングは上下方向の運動が少ないので、登山のトレーニングとしては不十分とのこと。少なくとも「30分/5kmで上昇下降それぞれ100m」が必要みたい。そういえばアップダウンを意識してコースを決めたことはありませんでした。

というわけで、今日は近場の思いつく範囲で、意識的にアップダウンを取り入れたコースを走ることにしました。尾根幹線沿いもアップダウンはありますが、なだらか過ぎるような気がします。多分もう少しきつめにできるはず！

長池公園を出発！


南大沢パークヒルズの遊歩道を多摩ニュータウン通りに向けて下ります。この階段を下るときは一段飛ばしでないと歩幅が合いません。踏み外さないように気をつけて進みます。


多摩ニュータウン通りを横切り、首都大キャンパスに上がる裏道へ。ここは結構きついです。自転車なら間違いなく激坂の部類でしょう。いきなり心拍数をあげてしまいました。


住宅街のこれまた急な坂を下り、大栗川の富士見橋へ。その名の通り富士山が綺麗に見えました。


柚木街道を横切ってと、うーん、野猿街道を行く手もありますが、ちょっと緩やか過ぎるかな。裏道を混ぜてみますか。写真の道を上がります。


さらに、住宅地から畑沿いの道に入ります。 まだまだ登ります。野猿街道よりだいぶ高いところを走っています。


短い区間ですが気持ち良い里山トレイルも。


この辺は由木めぐみの緑地というのかな？由木めぐみ野公園は野猿街道沿いの公園みたいです。ここから野猿街道まで下ります。


階段途中からの眺め。南陽台あたり住宅地ですかね。開けた良い眺めです。


野猿街道に出たら、今度は南陽台に入ります。ここは登りの距離が長く、結構疲れます。


曲がり角の先も、まだまだ続く！


ふぅー、やっと峠のてっぺんに着きました。浅川の向こうがよく見えます。


しかし、登りはここで終わりではありません。最後に最大勾配45度の急な階段が控えています。さすがにここは歩いて登りました。


登り切ると長沼公園。ここが今日の最高高度かな？せっかく登ってきましたが、すぐに長沼公園のトレイルを下ります。


栃本尾根。確か、栃本さんの私有地、だったかな？


落ち葉と先日の雨で泥が滑ります。転ばないように用心して進みます。いつの間にかこの分岐に小さな渡し板が設置されていました。だいぶ来ていなかったみたい。


展望台までどんどん下ります。


京王線もよく見える。


住宅地に向かって最後の下降。急な上に、丸太の間の土が流出して丸太が浮き上がってしまっていて、とても歩きにくいです。


しばらくは長沼公園下の家々の間を走ります。平坦なところは走りやすいです〜。が、それもつかの間、再び長沼公園に入って今度は登ります。


霜降りの道というからには霜が降りやすいんでしょうか？


しかし、ここはずーっと一定斜度の上り坂。なかなかきついです。上の方になる頃には、呼吸パターンが変わって、明らかに無酸素運動の領域に突入していました。今日の最大心拍数はここで決まり！


鎌田鳥山。店内ではお店の準備でしょうか、ガタゴト音がしていました。少し下って野猿街道に出ました。


そのまま野猿街道を下って帰ってもいいのですが、野猿街道はだらだら坂なので負荷が低い。右折すれば確か急な坂があったはず。そっちに進路変更です。


中山までずーっと下り。以前自転車で逆から来た時は、すごくきつかった記憶があります。


下りきって左折すると柚木街道に出られますが、そこまでがまた平坦。せっかくここまで来たので、またまたわざと上り坂を入れることにしました。北野台方向へGo！当然上り坂。


中山小学校の斜面にヤギがいました。学校のヤギでしょうか？でも大きいので、除草のために連れてこられただけかもしれません。


小学校と中学校の間を進みます。少し分岐がわかりにくいですが、八王子高校野球グラウンドの横に抜けられます。


柚木街道を渡って野球場裏から上へ。


富士山と、えーと、左は蛭ヶ岳かな？


あとは多摩ニュータウン通りを横切って、最後はわざわざ狭いショートカットで南大沢日原坂竹林公園を抜け、道なりに長池公園でフィニッシュ！


今日はかなりマニアックなコースになってしまいました。肝心のアップダウンはというと、帰ってからデータを見ると、15km走って上昇下降とも400m。5kmで100mは楽々クリアでした。よかったよかった。これでも不十分だとすると、残された手は堀ノ内から浅川に抜ける平山通りの単調な往復くらいしか思いつかないので。