GXR Workshop at RING CUBE in Ginza

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リコーの新デジカメ、GXRのワークショップがあるというので、行ってきました。10名限定でしたが直前でも申し込みできました。あまり人気がないのかな...?

私は写真が趣味というわけではないので、デジカメに求めるものが多分他の参加者とは違うだろうな〜と、少しドキドキしながら銀座SANAIビル9F、RING CUBEへ。周りの人が、皆さん写真・デジカメに一言ありそうな方に見えてきます。(マラソン大会と違ってちょっと緊張しますね。)

私がデジカメに求めるのはシンプルで「軽量コンパクト+明るいレンズ」です。気軽に持ち歩きできないと、そもそも写真を撮らなくなるでしょうから、デジタル一眼はちょっとなー、という感じです。(ランニングに持って走れればなおいいのですが、さすがにそこまでの特殊用途は求めません。)


RING CUBEとはよく言ったもので、ビル自体が円筒形なのでフロアもドーナツ形、そのドーナツ形を90°くらい切り取ったスペースで、特別講師の塙真一さんのお話を伺います。

塙さんは非常に優しそうな方ですね。プロの撮影旅行の実態・裏話から始まり、話しに引き込まれたあたりから、旅行でのGXRの感想に進みました。途中でGXRのデモ機をテーブルに配り、実際に触りながらの講座となりました。以下メモです。
  • 最近のデジカメ用レンズは高い。撮像素子の高画質化に伴って、各社レンズを作り直している。それらに比べると今回のGXRのレンズは決して高価ではない。
  • 一眼レフの小型版と考えると、なぜレンズと撮像素子が分けられないのか、となる。コンパクトデジカメの高機能版ととらえるべき。リコーも上手で、記者発表でもそのような見方で紹介。
  • 例えばGRD,GRD2,GRD3と買うと、やっぱり前のデジカメは使わなくなる。それを考えると、本体だけでも継続して使えるのは良い。ちょっとエコとも言えるかな。
  • 24-72mmレンズ: 全紙印刷での個展にも耐える画質。合格。薄暗い聖堂の30m先の装飾のエッジもそこそこきちんと出ている。明るいところと暗いところが急に切り替わるような境界でも、その過程の微妙なグラデーションが出ている。個展で全紙印刷の写真に顔を近づけて「ここは偽色ですかね」などという極端な人もいるが、そのような人を除き、まったくOK。
  • 50mmレンズ: 撮っていて楽しい。写るだけなら今のコンパクトデジカメならどれでも十分なので、それを超えるものが必要だが、このレンズにはそれがある。ただし、街撮りなどではもっと広いレンズが欲しくなる場面がたくさんある。そのときには24-72mmに交換。
  • 各パーツがすべてポケットに入ってしまうので便利。
  • 歩行者天国などで一眼レフを構えていると、周りの人もかなり気にするが、これだとコンパクトデジカメっぽくて目立たない。
  • シャッター音が小さいのもいい。何枚とっても、撮られた人は1枚撮られた、くらいにしか思わない。他社の小型のものでシャッター音が大きいものは改善してほしいと伝えている。
  • 量産モデルのオートフォーカス速度は今使っているデモ機よりも改善している。ファームを変えたのではないでしょうか。

その他いろいろ本音を交えながらの楽しい講座で、あっという間の一時間でした。帰りの地下鉄の中、GRDほどコンパクトではないけど片手にぎりぎり収まりそうだし、レンズユニットが良くてシャッター音も静か、などなど、GXRってなかなか良さそうだなー、と思いながら帰ってきました。実売価格はどれくらいかな? ちょっと気になってきました。

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