町田・小山田近辺に将来できるはずの道路

ランニングしていると、小山田のあたりでは、少しずつ道路の拡幅工事が進んだり、その準備と思われる用地の確保などが見られます。今後どんな道ができる予定なのか調べてみました。ついでに多摩都市モノレールと小田急線の延伸計画ルートもおまけで。


オレンジ色のラインが整備予定の道路です。ぐりーんうぉーく近くのKDDIデータセンターから小山田に抜ける道路がこの近場では最も目立ちます。それ以外にも、小野路の狭い道路をバイパスする路線、多摩境通り始まりのT字路から小山田方面に接続する道路もありますね。せっかくの小山田の里山に、あんまりきれいで便利な道路が増えてもなあ、とは思いますが、住民の方第一だからしょうがないのかもしれません。(すみません)


(※上のGoogle Mapsのラインは、参考文献の図から起こしたものであり、あくまでおおよその目安です。不正確なものですのでご注意ください。)

参考に赤と青の細いラインで、多摩都市モノレール(青)と小田急線(赤)の延伸計画をのせました。東京都の「広域交通ネットワーク計画について」という資料 (PDFはこちら) を見ると、多摩都市モノレールの町田方面の延伸はAランク(整備について優先的に検討すべき路線。都内で5路線のみ。)に格上げですが、小田急線の横浜線・相模線方面への延伸は検討対象のランク外になり、今回の資料には出てこなくなってしまいました。多摩都市モノレールは前進、小田急は後退、といった印象です。


ただ、多摩都市モノレールにしても以下のような課題が挙げられているので、やっと検討が始まったばかり。いつできるのかは全然わかりません。道路よりはこっちのほうが面白そうなのですが。

【今後の課題】
　事業費については、インフラ外部に対し国などからの補助について協議を行うほか、導入空間も含めインフラ部は地方自治体による投資が多額であり、財源の確保が必要である。また、収支採算性や事業主体も踏まえ、関係者間において、幅広く費用負担の在り方を含めた事業スキームを検討する必要がある。
　都市モノレールは、従来の整備手法では導入空間となる道路が確保されていることが条件となるが、本路線においては、道路が未整備である区間や道路の都市計画もない区間がある。したがって、事業の実現に当たっては、事業主体を含めた道路整備計画や事業手法の検討が必要である。

ちなみに、多摩モノレールには八王子方面の路線も計画されていますが、どう考えても造る意味がないので、上のGoogle Mapsには載せませんでした。

参考文献
・北部丘陵まちづくり基本構想 / 町田市ホームページ
・未来の町田にモノレールを！
・小田急多摩線延伸計画に関する研究会 /町田市 相模原市
・広域交通ネットワークについて / 東京都