自転車:Trek Sawyerで行く大垂水峠:長池公園〜高尾山口〜大垂水峠〜千木良〜名手〜(県道515号線)〜三井〜橋本〜長池公園

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昨日ランニングをゆっくりペースにしたおかげか、膝の痛みはだいぶ和らいできました。でも高負荷のランニングは難しそう。そうだ、そんな時は自転車があるじゃないか!ということで、今日は天気もいいので自転車で近場をまわってきました。近場と言ってもそこは自転車、ランニングに比べたら大分遠くまで行けます。日常生活圏から脱出できるので小旅行の雰囲気が味わえて楽しいです。

さて、今日のコースは、高尾山口から大垂水峠を越え、単に戻ってくるのは面白みに欠けるので、帰路に県道515号線を組み合わせてみました。県道515号線は途中区間が一部廃線になっているというかなりローカルな道のようです。津久井湖の北側にあります。


6時過ぎにMiniStop南大沢店前を出発。膝に負担をかけないようギアチェンジを駆使してコンスタントに走ります。平地で28km/hくらいでしょうか。ちょうど45分で高尾山口に到着。まだまだ人影はまばらですが、行き交う家族連れは皆笑顔で楽しそう。今日はハイキング日和ですもんね。


TAKAO 599 MUSEUM。先日入ってみましたが、ホワイト基調のシンプル&クリーンな内装、動植物の標本展示がとても充実していて楽しめました。高尾山に行ったら一度は行きたい所です。あとは定期的なイベントが充実すればとてもいい施設になると思います。



高尾山ICの下。ここは道路が頭上で入り組んで、すごいことになっています。自転車で通れる道は一本しかないので迷うことはありませんけどね。


大垂水峠に向かう道。ずっとこんなダラダラ坂が続きます。7時過ぎはクルマも自転車も少なくて、静かな道中です。登りでロードバイク3台に抜かれました。私が遅いだけかもしれませんが、皆さん速いです。


大垂水峠の最高地点を少し下ったところから。富士山が見えたので慌てて自転車を停めました。ここからでも富士山が見えるんですねえ。


車が少ないので、下りは快適なダウンヒル。コーナー手前で後ろにクルマがいないかだけ気をつければ、高速コーナーリングを楽しめます。特にTrek Sawyerは頑丈なスチールフレームの29erなので、多少の路面の荒れなどものともしません。安心して下れます。スピードはロードバイクの方が速いんでしょうけど。こうして走ってみると、昔バイクで賑わったというのもうなづけます。さて、途中見晴らしのいいところがあったので、自転車を停めてしばし撮影タイム。見晴台も何もない単なる路肩なのですが、広がり感のある素晴らしい眺望でした。さてと、出発しようかな。あの橋まで下るんだろうな〜。


家を出る前にGoogle Mapsで調べたら、少し下ったところから左に折れると近道のように見えたの行ってみました。が、ものすごい急な下り!ブレーキをかけながら進みます。うーん、まっすぐダウンヒルで行った方が時間は短かかったかもなあ。ま、滅多に来るところではないので、貴重な経験ということで行ってみましょう。


途中のコーナーにて。これは激坂の部類に入るのではないでしょうか?



下から上がってみようかという考えも頭をよぎりましたが、膝に悪そうなので断念しました。さて、人家の集まっているところを抜けて、なんとか大きな車道に復帰できました。いつの間にか上から見た橋まで下ってきていました。


さて、国道412号線に出、三ヶ木のバスステーションのあたりを通り、ZEBRA Coffee & Croissant (9時オープンなのでまだ閉まっていました) もパスして進みます。このまま国道を帰るのもつまらないので、県道515号線に行くことにしていますが、えーと、どこで左折するんだったかな? そうそう、西メディカルセンター前交差点を左に折れて、その後の尾崎萼堂記念館を右に曲がれば、あとは道なりだったはず。そうすると写真の名手橋に出ます。両岸が木立だけで何もなく、水面からもそこそこ高度がある吊り橋(ですよね?)なので、空中を渡っていく感覚が味わえます。



ちょっと進む方向を迷って一時休止。スマホのGoogle Mapsで確認です。このまま進めばいいみたいですね。小休止すると脚が回復して、再スタートの時はとても軽く進めるのですが、しばらく行くとやっぱり疲れてきます。ランニングはどんなに急な坂でも、どんなにゆっくり走っても、後ろに戻ってしまうことはありませんが、自転車は常に力を加えていないとバックしてしまうので、その辺で上り坂の感覚がだいぶ違うんでしょうね。


山に向かう道沿いに住宅が建っているあたりを抜け、そろそろ一番上にさしかかったあたりで、左に折れる道があります。確かその先は通行止めなので、どんなものかちょっと見ていきましょう。と思ったら、ほんの数十メートル進んだところでもう通行止めでした。


奥が暗くて写っていませんが、格子状の柵が作られていて、かなり厳重にガードされています。上から土砂が崩れてきて道路を埋めているらしいので、行政も念入りですね。ネット上には、それを越えて廃道を通ったレポートがいくつか見つかりますが、事故があったらどういう扱いになるんでしょうね。ちょっと気になります。


さて、引き返して県道515号線の通行可能区間を進みます。中央のグレーの柱はさっきの通行止めのところにあったのと同じ設備、道路の遮断機のようです。電光掲示板といい、こんな細い道に似つかわしくない、大掛かりな態勢です。安全確保のためということでしょう。


前方はこれからの細く荒れた道を予感させる重々しい雰囲気ですが、ふと後ろを振り返るとすっきりと広がる青空と緑の景色。心が洗われます。


さて、いよいよ県道515号線の核心部に自転車を進めます。いきなり車幅1.7m制限の標識と鉄骨が。でも、ここを通れたとしても、この先すれ違いは不可能です。


こんな道が延々続きます。しかもかなり急な坂。すれ違うための場所はありますが、両方から大量に車が来るとにっちもさっちも行かない狭さです。幸い朝早かったからか、クルマとはすれ違わず、オフロードバイク一台とロードバイク一台だけ。こういう寂しい道ですれ違うと、妙に親近感が湧きます。


突如人家のあるところに出、その後三井で県道513号線に突き当たって、やっと道幅が広くなりました。2か所ほど見晴らしのいいところがあったかな。


ここは以前一度来たことがありますが、確か廃業したドライブインの跡地だったと思います。今は何だかお寺の施設として使われている雰囲気でした。この階段からは上がれないようですが、上の施設だけ使われているのかな?


この後、峯の薬師に寄ろうかとも思いましたが、大分時間がかかったので今日はパスし、津久井湖畔からのランニングで勝手知ったる道を、ゆっくり帰りました。


日付:2015/10/4(日)
トレーニング時間: 02:55:30
平均心拍数: 126
最高心拍数: 162
消費カロリー: 1426 kcal
距離: 50.22 km
平均速度: 17.22 km/h
トレーニング負荷: 241 

自転車の場合、トレーニング時間はランニングより長いですが、トレーニング負荷はだいぶ低く、実際疲労感もあまりありません。距離を大幅に延ばせるので、気分転換にちょうどいいです。(これで出発前の準備と帰宅後の片付けがランニング並みに簡単だったらいいのですが。)


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