自転車:MTBで和田峠〜陣馬山山頂〜藤野〜大垂水峠
自転車で行く峠とはどんなものかと思い、今日は近場の峠に行くことにしました。一番近いのは高尾経由の大垂水峠ですが、ここはランニングで行ったことがあり、特に何もなくて面白みに欠けるのでパス。次に近くてメジャーなのは和田峠のようです。ちょっとハードそうではありますが、そっちに行くことにしました。和田峠からすぐに陣馬山山頂に行けるというのも実は魅力。二年前に一度トレイルランで高尾山から走ったきり行っていませんので、行ってみたいです。
↓スタートから1時間ちょっと、高尾駅のあたりから30分で、陣場街道(左折)と醍醐林道(直進)の分岐点に到着。「この先10m左折」の看板が微笑ましいです。ここまで来ると、左側を流れる川も山の清流を感じさせてくれます。
↓そこから10分ほどでバスの折り返し地点到着。最後のバス停、陣場高原下。ここからいよいよ急な坂がはじまります。無事に和田峠まで着くことができるでしょうか?
途中足を着きたくなかったので写真はなし。噂に違わぬキツい坂でした。全長はバス停終点から3.5kmだったかな? 大分進んだと思った頃に「あと2.5km」の看板があったりして辛さ倍増。一番軽い方から2,3番目あたりをメインに使って着実に登るしかありませんでした。途中自転車はほとんどなし。ロード1台に抜かれ、下りの数台と挨拶しましたが、もっとたくさん走っているのかと思っていました。7時前だったからかも知れません。でも、やっぱりロードは軽そうですね。私を抜いていった1台も立ち漕ぎで軽々と進んでいきました。私はと言えば、サドルに座ったままえっちらおっちら、という感じ。
さて、ペダルを回すことに必死だったので、ふと上を見て峠の茶屋らしき建物が見えた時も、そこが和田峠とは思わず、登り切って初めて和田峠と気がつきました。
↓26分で和田峠到着。今上ってきた道を振り返ったところ。
やっと着いて水分補給。心拍数もかなり高くなっています。でも和田峠が目的地ではありません。水分補給のあと陣馬山山頂を目指します。
↓誰もいないところに長時間自転車を停めておくのは不安です。茶屋脇に陣馬山山頂に向かう道があります。左の林道なら自転車で行けそうなので、そちらに進みます。右はかなり急な階段。700m徒歩15分くらいとのこと。
↓途中までは乗ったままで行けましたが、進むに従って急になり、途中からは押していくことに。急な山道の自転車は予想外に重く、歩く速度も最低限です。押していくならロードもMTBも変わりありません。むしろロードの方が軽くて楽でしょう。
↓頂上に近づくにつれて急になる登山道を上り切ると、今日は富士山が見えました! 前回来た時は確か天気が悪くて何も見えなかったと思います。来た甲斐がありました。和田峠からは15分〜20分くらいでした。
↓富士山にズームイン。
↓陣馬山山頂のシンボル、馬の像。
↓さて、富士山も見られたので満足です。下りは上りと違って下りるだけなのでラクラク、のはずだったのですが...。帰りの傾斜もかなり急。乗って降りようとしましたが、ブレーキをロックしていてもずるずると滑り落ちるくらい急だったので、やむなく断念。ところどころ乗れましたが、かなりの部分を歩いて下りる羽目になってしまいました。
↓和田峠に戻ると、TREKの若い男性がベンチに座っていました(※たまたまGoProHDを動かしていたのでキャプチャ)。私が正面の地図を見ながらどう帰ろうか思案していると、話しかけてきていただき、陣馬山山頂まではどういう道で自転車で行けるのか、ここからの帰り道はどういうルートが良いか、などなど、しばらく立ち話しました。私は来た道を戻るか、藤野まで降りてから、津久井湖沿いを帰るか大垂水峠経由にするか、3択で迷っていましたが、彼のお薦めで大垂水峠コースにしました。和田峠と違ってそれほど急な峠ではないので、大きな道をとりあえず上っていけば着きますよとのこと(ただし景色なら津久井湖沿いだそうです)。アドバイスありがとうございました。彼は連れの方が上ってくるのを待っているところとのことでしたので、お先に藤野側に向かいます。
藤野への下りは、上りとは一転して快調なスピードで飛ばせます。MTBなので道路にちょっとした段差があっても安心。早朝だからか車もほとんど通りません。風が気持ちいい!
↓大分下に降りてきて民家も点在するようになった頃、前方を横切る数匹の小動物を目撃! なんと猿の群れです! 手足が長いのですぐ分かります。走って道を渡り終えた猿達は、思い思いに木や電柱に登って山の中に消えていきました。人間に被害は出ていないのでしょうか。
トンネルを抜けるとほどなく藤野駅。小さな駅です。駅前の水飲み場でボトルに水を詰めて出発。お腹も減ってきましたが駅に売店などはなく、少し走ったらセブンイレブンがあったので朝食補給しました。今朝のメニューはサンドイッチとジャムパン。だいぶ暑くなってきましたが、店の横の飲食スペースがちょうど日影になっていて助かりました。
その後、一路大垂水峠に向かいます。相模湖インター付近から先、東京方面から来る車で大渋滞でした。写真はありませんが、これはひどいですね。せっかくの休日が台無しかも。
↓相模湖駅前の商店街。意外に店が多いのでちょっとびっくり。(失礼)
↓大垂水峠はフロントミドル+リア真ん中くらいで上れましたので、確かに藤野側から上るのは大してキツくないと言えそうです。写真は最高地点付近で東京方面に向かって。特に何もありません。ランニングの時は、ここから高尾山山頂や草戸峠に向かうトレイルランコースに入れるのですが、今日は自転車なのでそれは忘れて下りを楽しみましょう。
今日は初めての峠、しかもかなりキツめの和田峠を上れて良かったです。その後の陣馬山山頂や藤野、大垂水峠など、やや予定外ではありましたが、峠込みで約70km。この距離は自転車で走れることが分かりました。自分の体力の目安になりますね。さあ次はどこにしようかな?
P.S.
遠出するならやっぱりタイヤはオンロード用のものに変えた方が良さそうです。GoPro HDで下りを撮影したビデオにはタイヤのロードノイズが入っているのですが、まるでスポーツカーのエンジンの唸りのような音です。これだけ音がするということはエネルギーをかなりロスしているはず。効果音としてはむしろカッコイイのですが。
より大きな地図で 和田峠〜陣馬山〜大垂水峠 を表示
↓スタートから1時間ちょっと、高尾駅のあたりから30分で、陣場街道(左折)と醍醐林道(直進)の分岐点に到着。「この先10m左折」の看板が微笑ましいです。ここまで来ると、左側を流れる川も山の清流を感じさせてくれます。
↓そこから10分ほどでバスの折り返し地点到着。最後のバス停、陣場高原下。ここからいよいよ急な坂がはじまります。無事に和田峠まで着くことができるでしょうか?
途中足を着きたくなかったので写真はなし。噂に違わぬキツい坂でした。全長はバス停終点から3.5kmだったかな? 大分進んだと思った頃に「あと2.5km」の看板があったりして辛さ倍増。一番軽い方から2,3番目あたりをメインに使って着実に登るしかありませんでした。途中自転車はほとんどなし。ロード1台に抜かれ、下りの数台と挨拶しましたが、もっとたくさん走っているのかと思っていました。7時前だったからかも知れません。でも、やっぱりロードは軽そうですね。私を抜いていった1台も立ち漕ぎで軽々と進んでいきました。私はと言えば、サドルに座ったままえっちらおっちら、という感じ。
さて、ペダルを回すことに必死だったので、ふと上を見て峠の茶屋らしき建物が見えた時も、そこが和田峠とは思わず、登り切って初めて和田峠と気がつきました。
↓26分で和田峠到着。今上ってきた道を振り返ったところ。
やっと着いて水分補給。心拍数もかなり高くなっています。でも和田峠が目的地ではありません。水分補給のあと陣馬山山頂を目指します。
↓誰もいないところに長時間自転車を停めておくのは不安です。茶屋脇に陣馬山山頂に向かう道があります。左の林道なら自転車で行けそうなので、そちらに進みます。右はかなり急な階段。700m徒歩15分くらいとのこと。
↓途中までは乗ったままで行けましたが、進むに従って急になり、途中からは押していくことに。急な山道の自転車は予想外に重く、歩く速度も最低限です。押していくならロードもMTBも変わりありません。むしろロードの方が軽くて楽でしょう。
↓頂上に近づくにつれて急になる登山道を上り切ると、今日は富士山が見えました! 前回来た時は確か天気が悪くて何も見えなかったと思います。来た甲斐がありました。和田峠からは15分〜20分くらいでした。
↓富士山にズームイン。
↓陣馬山山頂のシンボル、馬の像。
↓さて、富士山も見られたので満足です。下りは上りと違って下りるだけなのでラクラク、のはずだったのですが...。帰りの傾斜もかなり急。乗って降りようとしましたが、ブレーキをロックしていてもずるずると滑り落ちるくらい急だったので、やむなく断念。ところどころ乗れましたが、かなりの部分を歩いて下りる羽目になってしまいました。
↓和田峠に戻ると、TREKの若い男性がベンチに座っていました(※たまたまGoProHDを動かしていたのでキャプチャ)。私が正面の地図を見ながらどう帰ろうか思案していると、話しかけてきていただき、陣馬山山頂まではどういう道で自転車で行けるのか、ここからの帰り道はどういうルートが良いか、などなど、しばらく立ち話しました。私は来た道を戻るか、藤野まで降りてから、津久井湖沿いを帰るか大垂水峠経由にするか、3択で迷っていましたが、彼のお薦めで大垂水峠コースにしました。和田峠と違ってそれほど急な峠ではないので、大きな道をとりあえず上っていけば着きますよとのこと(ただし景色なら津久井湖沿いだそうです)。アドバイスありがとうございました。彼は連れの方が上ってくるのを待っているところとのことでしたので、お先に藤野側に向かいます。
藤野への下りは、上りとは一転して快調なスピードで飛ばせます。MTBなので道路にちょっとした段差があっても安心。早朝だからか車もほとんど通りません。風が気持ちいい!
↓大分下に降りてきて民家も点在するようになった頃、前方を横切る数匹の小動物を目撃! なんと猿の群れです! 手足が長いのですぐ分かります。走って道を渡り終えた猿達は、思い思いに木や電柱に登って山の中に消えていきました。人間に被害は出ていないのでしょうか。
トンネルを抜けるとほどなく藤野駅。小さな駅です。駅前の水飲み場でボトルに水を詰めて出発。お腹も減ってきましたが駅に売店などはなく、少し走ったらセブンイレブンがあったので朝食補給しました。今朝のメニューはサンドイッチとジャムパン。だいぶ暑くなってきましたが、店の横の飲食スペースがちょうど日影になっていて助かりました。
その後、一路大垂水峠に向かいます。相模湖インター付近から先、東京方面から来る車で大渋滞でした。写真はありませんが、これはひどいですね。せっかくの休日が台無しかも。
↓相模湖駅前の商店街。意外に店が多いのでちょっとびっくり。(失礼)
↓大垂水峠はフロントミドル+リア真ん中くらいで上れましたので、確かに藤野側から上るのは大してキツくないと言えそうです。写真は最高地点付近で東京方面に向かって。特に何もありません。ランニングの時は、ここから高尾山山頂や草戸峠に向かうトレイルランコースに入れるのですが、今日は自転車なのでそれは忘れて下りを楽しみましょう。
今日は初めての峠、しかもかなりキツめの和田峠を上れて良かったです。その後の陣馬山山頂や藤野、大垂水峠など、やや予定外ではありましたが、峠込みで約70km。この距離は自転車で走れることが分かりました。自分の体力の目安になりますね。さあ次はどこにしようかな?
P.S.
遠出するならやっぱりタイヤはオンロード用のものに変えた方が良さそうです。GoPro HDで下りを撮影したビデオにはタイヤのロードノイズが入っているのですが、まるでスポーツカーのエンジンの唸りのような音です。これだけ音がするということはエネルギーをかなりロスしているはず。効果音としてはむしろカッコイイのですが。
0 件のコメント :
コメントを投稿