マラソン、ロードバイク、登山の大流行 〜「MTBはなぜ廃れたか」でふと考えた

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以前、あるブログ記事を読んで、なるほど〜、と頷きました。
その後、ノートパソコン、デジカメ、プリンター(これらも当時は高かった)のような大型IT投資が一巡りした辺りの 2005年ぐらいから急激に伸びてきたのがマラソン、ロードバイク、登山。

エコ・健康ブームというメディアの追い風もあるが、この3スポーツに掛かる共通項は一旦機材を揃えて始めてしまえばたいしてお金が掛からないということだ。財布にエコ、家計に健康なスポーツと言える。

週末自宅から自走でロードバイクで走りに行くのにはポケットに2千円入れて行けば多すぎるぐらいだし、マラソンはレースに出るにしてもシューズさえあれば電車で行って電車で帰れるしエントリーフィーもハーフなら2千円程。里山トレッキングについては言うまでもないだろう。こういった辺りが、爆発的に人口が増えた理由なんじゃないかと思う。

マラソン、ロードバイク、登山の流行の分析、確かに言えてるな〜、と納得。ちなみに、私が走り始めたのは、近場を数km走ってみたら、ものすごくキツかったものの想像よりも走れ、「意外と走れるもんだな」と勘違いしたのが始まりでした(そもそもなんで近場を走ってみようと思ったかは、今となっては遠い記憶の彼方ですが)。その後自転車やトレッキングにもちょこちょこ手を出して、まさにこの流行そのものの形。

しかし同時に、コストだけが理由かな?という違和感も何となく感じていました。この記事を読んでからだいぶ経ちましたが、今では、これらのスポーツが流行る理由は、こんなところなんじゃないかな〜と思っています。
  • 社会に出てから一定の経験を経て、新しい自分に挑戦したくなる。
  • マラソン、ロードバイク、登山、これまで考えたこともなかったが、ふと考えてみると、やる気があれば誰でも取り組むことができて、かつ頑張れば手が届きそうな難易度(とコスト)。
  • これだ!自分でも知らない自分の能力にチャレンジするにはいいテーマ!何より自分の体一つでできるという「意外性」がいい。
  • やってみると確かに苦しいが、思っていたよりも何とかなった!新鮮な感動と根元的な喜びに目覚め、ハマっていく(少しは思い込みもあったり)。
いくらコストがかからなくても、苦しいだけでは続かないですからね。それだけではないと思うんですよね。

というのは私の意見ですが、元のブログ記事、MTB視点での分析が素晴らしいので、ぜひ読んでみてください。オススメです。

- MTBはなぜ廃れたか。(難波賢二)


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