ネット接続の体組成計はWithings WS-50/CardioかTANITA RD-903/BC-508か?

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2016/10/13 UPDATE: やっとBC-508が届きました。レビューは後半に!

この夏ランニングの距離が延ばせなかったので、気がついたら体重が増加!体重計はあるものの、その日の数字だけなので傾向に気づくのが遅れました。記録をすればいいのでしょうが、面倒なのでやるはずもなし。ズボラにテクノロジーに頼ることにします。

機種を比較してみる

クラウド接続の体重計って意外にあるんですね。びっくりしました。でも乱立状態なので、どれが自分向きかサッパリわかりません。ざっと調べて○×表を作ってみます。なお、オムロンも体重計としては悪くないのですが、データ保存が有料なので比較以前の問題。ランニングウォッチがPolarなのでその方向からも検討しましたが、リストバンドが必要だったりして家族で使えないのでこれも×。Withingsとタニタの一騎打ちとなりました。
機能
機種 Cardio WS-50 RD-902 RD-903 BC-508
メーカー Withings Withings タニタ タニタ タニタ
計測の手軽さ
登録人数 8 8 4 4 4
自動識別 ×
計測時間 5-20秒 5-20秒 10秒 10秒 10秒
計測項目の充実度
計測精度
アプリの使い勝手
他アプリ/サービス連携
Apple ヘルスケア対応
Google Fit対応 × × ×
ネットワーク WiFi, BT WiFi, BT BT BT WiFi
実勢価格(2016/10) ¥22,000 ¥11,000 ¥14,000 ¥18,000 ¥14,000
オススメ
お手軽!

ベストバランス!

計測項目
機種 Cardio WS-50 RD902 RD903 BC508
メーカー Withings Withings タニタ タニタ タニタ
体重 ✔︎ ✔︎ ✔︎ ✔︎ ✔︎
BMI ✔︎ ✔︎ ✔︎ ✔︎ ✔︎
体脂肪率 ✔︎ ✔︎ ✔︎ ✔︎ ✔︎
筋肉量 ✔︎
✔︎ ✔︎ ✔︎
推定骨量 ✔︎
✔︎ ✔︎ ✔︎
内臓脂肪レベル

✔︎ ✔︎ ✔︎
基礎代謝量


✔︎ ✔︎
体内年齢


✔︎ ✔︎
体水分率 ✔︎

✔︎ ✔︎
筋質点数

✔︎ ✔︎
脈波伝播速度 ✔︎



心拍数 ✔︎ ✔︎



まずは結論

ザックリ言うと、お手軽さを前提とした上で、
  • 他サービス連携を求めるなら: Withings WS-50 (今後は新機種のCardio)
  • 測定項目を重視するなら: タニタ BC-508
が私の結論です。

RD-902/903は面倒

タニタというと通常はRD-902/903という別の機種が一般的ですが、この機種には一点だけ大きな問題があります。それは、計測のために手間がかかるということ。取扱説明書を見ると、
  1. スマホアプリを起動し
  2. アプリの画面から「データを入力」をタップする
  3. 体重計に乗る
というステップが必要です。体重を計りたいだけなのに、その前に別のものを色々いじる。これはないでしょう!後でアプリを開いたときに自動的にデータが同期されるならそれはそれでいいのですが、その機能はなし。これはかなり面倒です。(製品企画の練り込み不足だと思うな〜)

モデルチェンジでWS-50が底値 (2016/10)

そのため、今ならWithings WS-50かな〜、Cardioが出たから底値だろうし、と思い、ほぼ決まりかけていましたが、たまたまTANITAのサイトでWiFi接続可能なBC-508を見つけ、これなら測定項目も多いしWS-50よりもこっちの方がいいや、となりました。

BC-508がオススメ(1点注意あり)

BC-508にも一つ注意点があります。それは、乗った人の自動識別機能がないこと。足で4つのスイッチを選んでから測定する必要があります。スマホアプリを使うより全然楽で全く苦になりませんが、この点さえ許容できるなら、BC508が、測定項目とお手軽さのベストバランスでしょう。

BC-508はWiFi接続の設定が少し大変かも

無線LANルーターにWPS機能があれば、ボタン一発で接続できるようです。ようです、というのは、私のルーターがかなり古い機種のせいか、それともステルスモードやMACフィルタリングしているせいか、WPSではうまくいかなかったため。ヘルスプラネットの公式サイトからWindows用(Mac用はなし)の設定ツールをダウンロードして、USB接続で設定しました。無線LANのパスワードを入れるだけなので、特に難しいところはありませんでした。

BC-508を一週間使ってみて

予想通り使い勝手はとても良好。全くの手間いらずです。体重計のスイッチを足でスイッチポンして乗るだけです(複数人の自動識別機能はなくても全然平気でした)。5秒ほどで測定が終わると、勝手にクラウドにデータをアップして、勝手に電源が切れます。そしてデータを見たいときは、スマホでアプリを開いて見るだけ。家族全員で代わる代わる乗っては、楽しみながらデータに一喜一憂しています。

あまりに簡単なので、私などは一日に数回乗っているような状態。たった一週間ですが、土日に体重が急増することが分かりました。家にいるし、ランニングでお腹が減るので、つい油断して食べ物に手が伸びることが原因ですね。控えることにします。さりげないプレッシャーになるので、不要なお菓子を食べなくなったような気がします。


左のピークが土日、右寄りのピークは飲み会。それを除くと、この一週間だけでも少し減った感じです。楽しく体重コントロールできるのでいいですよ。精度は200gとそれほど良くありませんが、数百gのせめぎ合いではなく、長期の傾向を見ればいいので、特に問題ありません。シリアスなアスリートだと気になるのでしょうが。

BC-508の測定項目は充実

さすがタニタの体重計、測定項目は充実しています。ハイエンドのRD-903と一項目しか違いません。体脂肪率やBMIは当然として、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、あたりが面白かったかな。内臓脂肪レベルは健康の指標として、基礎代謝量は食事の時のカロリーの目安として。そして体内年齢は、実際の年齢よりも若いか年寄りかが分かるので、運動を頑張ろうという気になります。私はランニングしているからでしょう、15歳以上若いという結果。これはこれでランニングのモチベーションが高まりますね。

まとめ

BC-508はタニタのオンラインショップでだけ購入可能です。なぜかは分かりません。Amazonや家電量販店では売っていないので、世の中にはほとんど露出していないみたいですね。レビューも極端に少ないです。でも測定項目はタニタで充実しているし、アプリも見やすいし、設定が終わればほとんど自動だし、もっと注目されていい機種だと思います。APIが公開されているので色々遊べるかも、CSVダウンロード代わりにもなるし、とかおまけもあります。少なくとも家族でお手軽に使うには、各社見渡してもベストのグループに入っています。

各サイトへのリンク

▶︎ Amazonへのリンク - Withings WS-50
▶︎ Amazonへのリンク - Withings Body Cardio
▶︎ タニタへのリンク - BC-508


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