ネット接続の体組成計はWithings WS-50/CardioかTANITA RD-903/BC-508か?
2016/10/13 UPDATE: やっとBC-508が届きました。レビューは後半に!
この夏ランニングの距離が延ばせなかったので、気がついたら体重が増加!体重計はあるものの、その日の数字だけなので傾向に気づくのが遅れました。記録をすればいいのでしょうが、面倒なのでやるはずもなし。ズボラにテクノロジーに頼ることにします。
機能
計測項目
あまりに簡単なので、私などは一日に数回乗っているような状態。たった一週間ですが、土日に体重が急増することが分かりました。家にいるし、ランニングでお腹が減るので、つい油断して食べ物に手が伸びることが原因ですね。控えることにします。さりげないプレッシャーになるので、不要なお菓子を食べなくなったような気がします。
左のピークが土日、右寄りのピークは飲み会。それを除くと、この一週間だけでも少し減った感じです。楽しく体重コントロールできるのでいいですよ。精度は200gとそれほど良くありませんが、数百gのせめぎ合いではなく、長期の傾向を見ればいいので、特に問題ありません。シリアスなアスリートだと気になるのでしょうが。
▶︎ Amazonへのリンク - Withings Body Cardio
▶︎ タニタへのリンク - BC-508
この夏ランニングの距離が延ばせなかったので、気がついたら体重が増加!体重計はあるものの、その日の数字だけなので傾向に気づくのが遅れました。記録をすればいいのでしょうが、面倒なのでやるはずもなし。ズボラにテクノロジーに頼ることにします。
機種を比較してみる
クラウド接続の体重計って意外にあるんですね。びっくりしました。でも乱立状態なので、どれが自分向きかサッパリわかりません。ざっと調べて○×表を作ってみます。なお、オムロンも体重計としては悪くないのですが、データ保存が有料なので比較以前の問題。ランニングウォッチがPolarなのでその方向からも検討しましたが、リストバンドが必要だったりして家族で使えないのでこれも×。Withingsとタニタの一騎打ちとなりました。機能
機種 | Cardio | WS-50 | RD-902 | RD-903 | BC-508 |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | Withings | Withings | タニタ | タニタ | タニタ |
計測の手軽さ | ◎ | ◎ | △ | △ | ○ |
登録人数 | 8 | 8 | 4 | 4 | 4 |
自動識別 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
計測時間 | 5-20秒 | 5-20秒 | 10秒 | 10秒 | 10秒 |
計測項目の充実度 | ○ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
計測精度 | △ | △ | ○ | ◎ | ○ |
アプリの使い勝手 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
他アプリ/サービス連携 | ◎ | ◎ | △ | △ | △ |
Apple ヘルスケア対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Google Fit対応 | ○ | ○ | × | × | × |
ネットワーク | WiFi, BT | WiFi, BT | BT | BT | WiFi |
実勢価格(2016/10) | ¥22,000 | ¥11,000 | ¥14,000 | ¥18,000 | ¥14,000 |
オススメ | お手軽! | ベストバランス! |
計測項目
機種 | Cardio | WS-50 | RD902 | RD903 | BC508 |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | Withings | Withings | タニタ | タニタ | タニタ |
体重 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
BMI | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
体脂肪率 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
筋肉量 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | |
推定骨量 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | |
内臓脂肪レベル | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ||
基礎代謝量 | ✔︎ | ✔︎ | |||
体内年齢 | ✔︎ | ✔︎ | |||
体水分率 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ | ||
筋質点数 | ✔︎ | ✔︎ | |||
脈波伝播速度 | ✔︎ | ||||
心拍数 | ✔︎ | ✔︎ |
まずは結論
ザックリ言うと、お手軽さを前提とした上で、- 他サービス連携を求めるなら: Withings WS-50 (今後は新機種のCardio)
- 測定項目を重視するなら: タニタ BC-508
RD-902/903は面倒
タニタというと通常はRD-902/903という別の機種が一般的ですが、この機種には一点だけ大きな問題があります。それは、計測のために手間がかかるということ。取扱説明書を見ると、- スマホアプリを起動し
- アプリの画面から「データを入力」をタップする
- 体重計に乗る
モデルチェンジでWS-50が底値 (2016/10)
そのため、今ならWithings WS-50かな〜、Cardioが出たから底値だろうし、と思い、ほぼ決まりかけていましたが、たまたまTANITAのサイトでWiFi接続可能なBC-508を見つけ、これなら測定項目も多いしWS-50よりもこっちの方がいいや、となりました。BC-508がオススメ(1点注意あり)
BC-508にも一つ注意点があります。それは、乗った人の自動識別機能がないこと。足で4つのスイッチを選んでから測定する必要があります。スマホアプリを使うより全然楽で全く苦になりませんが、この点さえ許容できるなら、BC508が、測定項目とお手軽さのベストバランスでしょう。BC-508はWiFi接続の設定が少し大変かも
無線LANルーターにWPS機能があれば、ボタン一発で接続できるようです。ようです、というのは、私のルーターがかなり古い機種のせいか、それともステルスモードやMACフィルタリングしているせいか、WPSではうまくいかなかったため。ヘルスプラネットの公式サイトからWindows用(Mac用はなし)の設定ツールをダウンロードして、USB接続で設定しました。無線LANのパスワードを入れるだけなので、特に難しいところはありませんでした。BC-508を一週間使ってみて
予想通り使い勝手はとても良好。全くの手間いらずです。体重計のスイッチを足でスイッチポンして乗るだけです(複数人の自動識別機能はなくても全然平気でした)。5秒ほどで測定が終わると、勝手にクラウドにデータをアップして、勝手に電源が切れます。そしてデータを見たいときは、スマホでアプリを開いて見るだけ。家族全員で代わる代わる乗っては、楽しみながらデータに一喜一憂しています。あまりに簡単なので、私などは一日に数回乗っているような状態。たった一週間ですが、土日に体重が急増することが分かりました。家にいるし、ランニングでお腹が減るので、つい油断して食べ物に手が伸びることが原因ですね。控えることにします。さりげないプレッシャーになるので、不要なお菓子を食べなくなったような気がします。
左のピークが土日、右寄りのピークは飲み会。それを除くと、この一週間だけでも少し減った感じです。楽しく体重コントロールできるのでいいですよ。精度は200gとそれほど良くありませんが、数百gのせめぎ合いではなく、長期の傾向を見ればいいので、特に問題ありません。シリアスなアスリートだと気になるのでしょうが。
BC-508の測定項目は充実
さすがタニタの体重計、測定項目は充実しています。ハイエンドのRD-903と一項目しか違いません。体脂肪率やBMIは当然として、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、あたりが面白かったかな。内臓脂肪レベルは健康の指標として、基礎代謝量は食事の時のカロリーの目安として。そして体内年齢は、実際の年齢よりも若いか年寄りかが分かるので、運動を頑張ろうという気になります。私はランニングしているからでしょう、15歳以上若いという結果。これはこれでランニングのモチベーションが高まりますね。まとめ
BC-508はタニタのオンラインショップでだけ購入可能です。なぜかは分かりません。Amazonや家電量販店では売っていないので、世の中にはほとんど露出していないみたいですね。レビューも極端に少ないです。でも測定項目はタニタで充実しているし、アプリも見やすいし、設定が終わればほとんど自動だし、もっと注目されていい機種だと思います。APIが公開されているので色々遊べるかも、CSVダウンロード代わりにもなるし、とかおまけもあります。少なくとも家族でお手軽に使うには、各社見渡してもベストのグループに入っています。各サイトへのリンク
▶︎ Amazonへのリンク - Withings WS-50▶︎ Amazonへのリンク - Withings Body Cardio
▶︎ タニタへのリンク - BC-508
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