SUUNTO AMBIT2 か AMBIT2S か?

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私の心拍計付きウォッチ、SUUNTO t3cもだいぶボロボロ。表面のプラスチックには傷があり、ベルトも危うい。元々文字が小さくて見にくいというのも気になります。そんな時にSUUNTO(スント)のウェブに行ってみたら、AMBIT(アンビット)の新しいモデルが出ていました。(※日本では2013/6/14発売。画像はAMBIT2 SのAmazonへのリンクです)。
フィールド&アスリート向けのAMBIT2、アスリート向けのAMBIT2 S。でもこの2つ何が違うのかよく分かりません。GPSもついているし、トライアスロンのようなマルチスポーツ対応、バイクパワーメーター対応、屋内スイミング対応は同じ。高度や気圧/気温関係の差くらいに見えます。あとはバッテリー容量が倍違うのが大きいかな? (AMBIT2が480mAh、AMBIT2 Sが240mAh)。

以下にざっと違うところを抜き出した比較表を作ってみました。ストップウォッチや心拍計など、基本的な共通機能は除いています。

モデル AMBIT AMBIT2 S AMBIT2 備考
高度 AMBIT2はGPS補正付
(FusedAlti)
気温/気圧 -
ファインドバック -
カウントダウンタイマ -
ボタンロック設定可能 -
マルチスポーツ対応 -
パワーメーター対応 -
屋内スイミング対応 -
防水 10気圧/100m 5気圧/50m 10気圧/100m
電池寿命 15時間/50時間/30日 8時間/25時間/15日 15時間/50時間/30日 GPSデータ取得間隔による。
1秒毎/60秒毎/時計表示のみ
質量 78g 72g 89g(Black)/
82g(Silver)

サイズ 50x50x18.1mm 50x50x15.5mm 50x50x18.1mm
標準小売価格 49,350円 46,725円 57,225円 心拍計付き。
AMTIBT2はBlack/Silver。

これを見ると、

AMBIT + AMBIT2 S = AMBIT2
という感じでしょうか。これまでのAMBITをフィールド向けと位置づけ、新たなマルチスポーツ対応機能を投入したAMBIT2 Sはアスリート向け、そしてAMBIT2は全部入りのフラッグシップモデル、という棲み分けのよう。うまい戦略です。

ランニングだけならAMBIT2 Sで十分そうですね。本格的なトレイルランニングをやる方はAMBIT2が欲しくなるのかも。(※表はHTMLで作成。モバイル等で正しく表示されない場合は末尾の画像バージョンをご覧下さい。)

ところで、よく分からない機能が「ファインドバック」。海外のサイトを調べてみると、GPSで記録したデータを使って、
  • スタート地点に「真っすぐ」戻るナビゲーションがFind Back。
  • 来た道を逆にたどって戻るナビゲーションがTrack Back。
のようです。山で道に迷った時はTrack Backが必要だが、迷ったのではなく単に真っすぐスタート地点に戻りたい時はFind Backが便利、という使い分けみたいでした。いずれにしても私にはあまり縁のない機能かな。街中で便利という書き込みもありましたが、それよりもスマホ/タブレットの地図でしょうから。

私は近場のランニング程度なので実はGPSもさほど必要ではありません。でも時々道なき道に迷い込んだ時、家に帰ってから気になるんですよね。Google Mapsの地図に道がなく、航空写真では樹木に覆われていて分からないとき。まあ、いずれt3cが動かなくなった時に考えることにします。

関連記事:
  • 2015/4/26: 最新機種AMBIT3 RUN含む各機種の機能と価格をグラフにまとめました。本記事からだいぶ時間が経ち、M5とAMBIT2 R/Sの価格差が縮まったことを踏まえ、オススメ順位にも変動がありました。AMBIT3まで含む機能と価格の分析記事をご覧ください(記事はこちら)。



参考:
AMBIT, AMBIT2, AMBIT2 Sの機能比較 (USサイト)
SUUNTO USサイト (トップにデカデカとAMBIT系をフィーチャー)

(※以下は表の画像バージョン。クリックで拡大します。上のHTML版が表示されない場合ご覧下さい。)

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