都庁展望台から夜景を綺麗に撮るには?

ふと思い立って、夜の都庁展望台に寄ってみました。持って行ったのはコンデジのXZ-2。

展望台から夜景を撮るには、明るい室内がガラスに写るのが邪魔。何かでそれを遮って写す必要があります。その点、黒い鞄、黒いスーツ、黒いコートの黒づくめ姿は有利です。鞄を窓際におけばほぼOK。それとガラスの間にカメラを入れれば、写り込みは綺麗さっぱり消えてしまいます。

その際カメラを自分の目線よりも低い位置に置くことになるので、チルト液晶(上下方向に液晶パネルが動くタイプ)があった方が便利。また、縦にして写したいシーンも多いので、バリアングル液晶(360度どちらにも向けられるタイプ)だとさらにいいでしょうね。でもそれらがなくても、かがんで覗くとか、連写で数打ちゃ当たるにするとか、何とでもなるでしょう。

最近のデジカメであれば、しっかり持てば、望遠ズームにしない限り手ぶれもそれほど気にしなくて良いと思います。ただし、カメラのモニタでは大丈夫でも、自宅で大きくして見たらぶれていた、ということは良くある事なので、同じシーンを何枚か撮っておくと安心です。

後は好みですが、夜景は元々光が綺麗なので、わざわざポップカラーなどにしない方がいいように思います。せいぜいビビッド(鮮やか)くらいまでですかね。

↓新宿駅方向のスカイツリー

↓ズーム。さっそくちょっとぶれました。都庁は三脚禁止ですが、手ぶれが気になる場合は、カメラを出窓に置いてタイマーを使うなどすれば十分でしょう。

↓後ろを向いて展望室中央。子供に見せたら「UFOに連れて行かれる人みたい」だそうです。確かに。

いろいろな国からの外国人観光客も多いです。今日は中国からの方が多かったように思います。観光客は日本にどんどん来て良いところも悪いところも見て行ってほしいですね。

↓この方はカメラを置いて、黒い布をかぶせて撮る技を使っていました。普通の観光客の方は、スマホで撮って「写らねー」、とか、フラッシュをたいてガラスが真っ白(=夜景は消え去る)、とかが多かったので、経験のある方なのでしょうね。

↓もう少し高いところから撮りたい感じですが、これ以上高い所はなし。

↓説明不要の東京タワー。

↓ふう、思わず長居してしまいました。帰りましょう。

多摩ニュータウンに住んでいると夜景が綺麗なところなどないので、たまにこんな事をすると新鮮です。