相模川散策路:相武台下〜小倉橋〜橋本

  0 件のコメント
以前相模川自然の村公園に行ったときから、相模川沿いに走ったら面白いだろうなーと思っていました。相模原市のホームページに相模川散策路のロードマップがあり、走れそうな距離だったので行くことにしました。距離は約16kmだから全然OK、と思っていたのですが、JR相模線の相武台下駅で降りてから相模川までや、小倉橋から橋本駅まで、途中の道間違いなどあって、結局24kmくらいになってしまいました。そこまで走るつもりはなかったのでかなり疲れました。距離が長かったので写真もちょっと多いです。時間のある時にでもお読みいただければと思います。


↓南大沢から相武台下まで30分くらいです。春のローカル線の雰囲気ですね。


↓駅の相模川側に出入口はなく川の反対側に出ます。西口はないのに東口でした。そこからちょっと南に走り、踏切を越えて川に向かいます。こちらも現代の農村の風景です。

↓10分くらいで相模川沿いの散策路に到着。ここらへんはさがみグリーンラインというようです。走り始めてすぐ、河原(新戸スポーツ広場)に何やら異様な物体が。看板によると、相模の大凧、8間凧だそう。それにしても大きい!5月4日、5日に揚げるとのことですが、壮観だろうなあ。そういえばテレビのニュースでも大凧揚げの様子が紹介されることがありますが、この大凧も放送されていたのかも知れません。

↓散策路は多摩サイと違って控えめな雰囲気。何が違うのかな? 人とロードバイクの数かな? いや、それもあるけど、周囲に大きな建物・施設が見えるかどうかが効いているような気がします。

↓大きな堰堤。磯部頭首工というらしい。流れが楽しそうで、子供でなくても入ってみたくなります。でも解説によると、実は川の流れはエネルギーが大きいので危険とのこと。津波と同じ原理らしいです。なるほど、水全体が動いていますからね。

↓で、厚木土木事務所のHPに危険性の解説のページかPDFがあるかと思い探してみましたがありませんでした。看板を設置したというPRのページはありましたけど。設置したことを知らせるのも大切ですが、危険性をしっかり市民に周知する方がもっと大事だろうにと思いました。せっかく看板のサムネイル画像まで載せているのだから、大きな画像にリンクする一手間だけなのに。拡大図を載せておきます。クリックで拡大します。

↓...というのは家に帰ってきてから思った話。走っている時はそんなことは考えず、ふむふむと先に進みます。川幅が広いあたりはゆったりした流れ。釣り人も多く出ています。

↓人工の滝になってます。AKIRAのワンシーンを思い出しました。地下下水道じゃないですが。

↓三段の滝展望広場からのパノラマ写真。Huginで作成。クリックすると横1920ドットに拡大します。下の道を走っていたので危うく通り過ぎるところでした。

↓相模原散策路沿いには、こんな形の道標が多数あり、良い目印になります。走っているので何が書いてあるかじっくり読めないのが残念なところ。銀色のプレートがない道標が結構あるのですが、いたずらかコレクターか?

↓おっと、ここは未舗装路だ。いいね。右手は野球場で、少年野球が始まるところでした。休日の朝はどこの野球場も少年野球ですね。

↓こちらはラジコンを楽しむ人達。軽々と飛ぶから面白そうですが、事故とかないのですかね。以前長池公園の姿池で早朝ラジコンを飛ばしている方がいましたが、最近は見ません。やっぱり広い方が安全でしょうからね。(そういえばあの時は着水に失敗してラジコンが大破していたっけ。)

↓昭和橋・新昭和橋を過ぎて相模川水路橋。それをまたいだ送電線の鉄塔。不思議な構造です。何かあった時に面倒な気もしますが、まあ土地の有効利用ではありますね。

史跡田名向原遺跡公園です。ミニ古墳ですかね。

↓さて、そこからしばらく住宅と崖の間の寂しい道を進むと、180度折り返して急な下り坂になるところがあります。そこを下ると、石切り場の跡のようです。崖の下に直方体の空間がポコポコと空いて水が滴っています。

↓しばらくは田舎の土手の上のような道。懐かしい感じです。

↓なんとか隧道。名前は忘れました。昔田んぼに水を引くために掘ったそうです。

↓お、高田橋が見えてきました。高田橋は長池公園から約10km。ここしばらく来ていませんでした。何となく足が向かないというかなんというか。

↓その後いったん河原から段丘の上にあがります。こちらは山王坂。そこそこ急な坂でした。心拍があがります。

↓古清水上組(コシミズカミグミ)のヤツボ。緑と石にひっそりと囲まれた湧水池。いい雰囲気です。ヤツボというのは全国でも相模原地域固有の名前のようですね。Googleで検索すると上位はすべて相模原のものです。いくつかサイトがありましたが、ここらへんが読みやすいかな。

↓その後長い坂を一気に河原まで駆け下ります。が、これが迷い道の始まりでした。本当は途中からV字型に上り坂の方に駆け上がらなくてはいけませんでした。神沢不動尊とか、河原の小さな野球場(神沢スポーツ広場?)の横を通ったら、その先は行き止まりと覚えておきましょう。さて、河岸段丘の真下ではオートバイのトライアルを楽しむ方も。そうか、こういうところでトレーニングするんですね。確かにぴったりの地形と思います。

↓河原に地元の方がいらっしゃったので道を尋ねたら、先は行き止まりだよ、とのこと。え!?ここまできてそれはちょっと...。どうにか行けないか進んでみました。河原なので道は丸石がゴロゴロ。こういう道もトレイルというのだろうか?

↓河原がどんどん狭くなり、ついに崖に阻まれます。向こうには、この前来た相模川自然の村公園が見えているのに! 崖を登る道がないか見渡しましたが、探すまでもなく、ほぼ90度の絶壁に道らしきものはありません。残念なが戻るしかない。2kmくらいロスしたのではないでしょうか。おまけに石だらけの不整地です。どっと疲れが。

↓気を取り直して段丘の上に戻り、住宅地を2,3km走って、見覚えのある老人福祉センター渓松園のところに出、やっとほっとしました。すぐに相模川自然の村公園です。

↓展望台から下流方向の眺め。さっき行く手を阻んだ崖がこれ。うーんやっぱり道はなさそうです。

↓古民家は9:30オープン。門は開いていましたが、清掃中でしたので今日はパス。

↓河原は桜まつりの準備。子供達が走り回って遊んでいました。

↓やーっと相模原散策路の終点(上流側)、小倉橋。いやー疲れました。バスに乗って帰りたいくらいです。

↓とは言えバス停も時刻も分からないので、橋本まで走ることにします。ここから上に出られるはずとにらんで進みます。今日一番の急坂かな。

↓上に出ました。向こうは建設中の相模原インターチェンジ。大分できてましたよ。

↓たぶん高速道路開通と関係あるのだろうと思いますが、送電線の鉄塔も建設中。電線がないのでちょっと不思議な気分です。ここらへんは相模原変電所からの送電線の密集地帯です。

↓相模川散策路から上に出たあとは、いつものコースを走ります。やっぱり普通の道は楽ですね。調子が戻ってきました。橋本駅近くのマンション。公園の桜も満開に近いです。さっきまで走っていた相模川沿いとは雰囲気も一変。新しい都市部の感覚。

ほどなく橋本駅でフィニッシュ!。なんと24kmに3時間かかりました。睡眠不足で体調が悪かったとは言え、ちょっとかかり過ぎかな。道が悪かったのもありますが。

相模川散策路は16km、途中の風景がくるくる変わり、走っていて飽きませんでした。区間ごとにちょっとしたスポットがあるので、その名の通り散策やジョギング向きですね。多摩サイのように上流から下流までしっかり整備されたサイクリングロードではありません。一般道を走る区間や不整地を走る区間があり、河岸段丘沿いという地形からコースの上下も激しいので、自転車でのノンストップの高速移動には不向きです。自転車だとポタリング向き。きれいに晴れた日、のんびり写真でも撮りながらのサイクリングなんかいいですね。

明日は雨の予報。ゆっくり休みます。では。

0 件のコメント :

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...