長池公園のカルガモは歩道を散歩します

昨夜のランニングの後、長池公園で珍しいシーンに出会いました。公園内の歩道や芝生、さらには車道と公園との間の歩道を、カルガモのペアが散歩しているのです！


正確に言うと餌を探しながら歩き回っているのですが、それにしても歩道を歩くとは! 暗くなったらどこかで眠っているのかと思いましたが、そう単純ではないようですね。大きい方(おそらく雄)が周囲を見回して警戒している間、小さい方(おそらく雌)が地面をついばんだり座り込んだりしていました。鳥だから夜は目が見えないのかと思っていましたが、これくらいであれば見えるのですね。


これまで何年かこの道を走っていますが、カルガモが暗い時間帯に歩道や芝生でえさを探している姿は、昨年までは見かけませんでした。もちろん私が見かけなかっただけかも知れませんが、これまでは一回も見かけず、ここ数ヶ月で数回見かけるというのは、もしかすると、行動パターンが変化しているのかも知れません。ま、おそらく気づかなかっただけでしょう。


この日はほとんど人が通りかからなかったので悠々と過ごしていました。ちなみに通りかかった方達はカルガモにはまったく気づきません。夜暗い中でほとんど地面と同じような色ですからね。すばらしいカモフラージュ。車道を車が通っても平気な様子でしたが、遠くにヘリコプターの音が聞こえてきたとたん、二羽とも頭を上げてじっと警戒し始め、最後にバスが大きなエンジン音で通りかかった時に、キュキュキュキュキュ...という羽音とともに飛び立って行きました。

こちらは先日の大雪の早朝6時の写真。この時は群れで餌探ししていました。早朝どこかから飛んできたのでしょうか?それとも築池あたりで眠っているのかな? 冬になると水辺は餌不足になるのかも知れません。


野良猫に食べられないよう気をつけて、元気に暮らしてほしいですね。