北八ヶ岳・天狗岳に行こう!①アプローチ〜唐沢鉱泉〜枯尾ノ峰分岐〜第一展望台
先に概要だけ書きましたが、2016/7/31は久々のトレッキング。初めての八ヶ岳、天狗岳を目指します。深夜起きだして 中央道 → 諏訪南IC → 八ヶ岳エコーライン → 唐沢鉱泉 へ。夜が明ける頃、高速の前方に、今日の目的地、八ヶ岳が見えてきます。
諏訪南ICで降り、八ヶ岳エコーラインを通ってどんどん高度を上げていきます。畑の中の道からの景色も既に美しい。別荘地を抜けてしばらくすると、唐沢鉱泉とオーレン小屋の分岐に差し掛かりました。直進はオーレン小屋方向のよう。左側の分岐に進みます。看板が大きいので見逃すことはないでしょう。
砂利道をガタゴト4km進むと唐沢鉱泉。まあまあフラットな土の道にさらっと砂利が乗っている感じなので、SUVやオフロードカーでなく、普通の車で十分いけます。多分スポーティーな車でも大丈夫。多分ね。
5:30 唐沢鉱泉駐車場
晴れの日曜日の朝5:30。駐車場にはまだ空きがあるし、向かって左側の路側はほぼ完全に空いています。蛭ヶ岳の塩水橋のように、台数が少なくてしかも路側にも止められない、というのとは少し違います。ストレッチ後、ここの玄関横で登山届けを出しました。他にも数組提出の方が。玄関脇の温度計の気温は12℃。夏仕様の半袖短パンスタイルでは少々ひんやりしますが、歩くとすぐに暑くなるので構いません。
唐沢鉱泉の建物は綺麗です。秘湯というからもっと古びた建物を想像していたのですが、全然違いました。おしゃれです。
5:47 西尾根登山口
さて、いよいよ登山口。どんな道なんだろう? 今日のテーマはなるべくゆっくり歩くこと。いつも半分トレーニング気分なので、ついつい心拍数が上がってしまいます。しばらくランニングをサボり気味だったので、最近トレッキングも我慢していました。2週間前からランニングの距離を戻したので、やっと今日来れそうな感じに。久しぶりなので大人しくいきます。ちょっと歩くと、すぐに急登が始まります。でも、低山の杉林とは違って周囲の木が白いので、いかにも高山に来た気分。足取りも軽く進めます。
本当はまだ薄暗い感じですが、カメラの露出を多少プラスにすると、爽やかな高原の林が出現!でも確かに気温は低いです。唐沢鉱泉で12℃でした。歩いているので体は汗ばむくらいですが、手がちょっぴり冷たいですね。でも軍手を取り出すほどでもないかな。
地表の緑も美しい。
朽ちた木にも苔の緑が。八ヶ岳は苔で有名と来る前に本で読みました。
ずっとそこそこ急な上り坂。次第に岩も混じってくる。
6:23 枯尾ノ峰分岐
35分で分岐に到着。意外に早かった。前と変わらずコースタイムの70%くらいです。結構写真も撮って時間を食ったはずなのだが...。ここから西尾根。尾根なので、左右がなだらかに下っているのがわかります。
傾斜は目に見えて緩やかに。それにしてもすごい根!
地衣類ですかね。種類は分かりませんけど。
オブジェっぽい枯れ木も。
それにしても周囲の木の色が違うだけで、こうも印象が違うなんて。杉林の中だと歩いていても楽しくないですからね。人間単純なものです。
ん? 少し急になってきたぞ。
先に明るい空が見えてきた。そろそろ稜線に出るのでしょうか?
朝日が当たるところはこんなに明るい。
よーし、ここで樹林帯も終わりだ!
6:54 稜線に出る
オォーッ!素晴らしい景色!先に到着していた方と、言葉を交わし、しばし景色に見とれます。目の前の視界180°に遠くまで広がる空間。こういう驚きがあるのでトレッキングはやめられません。それにしても向こうに見える山はなんだろう? 残念ながらまだまだ経験不足なので、山の名前はわかりません。【②に続く】
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