北八ヶ岳・天狗岳に行こう!④黒百合ヒュッテ(黒百合平)〜唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉でフィニッシュ

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山小屋についての知識はほぼゼロですが、黒百合ヒュッテ、すごく行き届いた山小屋のような気がします。2016/7/31、北八ヶ岳・天狗岳に行ってきました。


9:59 黒百合ヒュッテ出発

ここから樹林帯に入ります。すぐに橋があらわれ、今思うとこの先の道を暗示していたようです。


八ヶ岳は苔が綺麗との評判ですが、苔の原っぱみたいなところは、今回のコースではなかったように思います。ここら辺は少しそんな感じの場所でした。


雨が降ると急流に早変わりしそうな道。もしかして川底を歩いているんじゃない?


木道の橋が多いし「増水時には迂回路あります」みたいな標識も何カ所か。


時々ハッとするような緑の苔や草が目に飛び込んできます。


それにしても道が悪い。木の根とごろごろした岩です。おまけになかなか次の分岐に着かないし。もしかして分岐を見逃したのかな? そうすると、とんでもない方に行ってしまうのですが...


10:38 唐沢鉱泉分岐

よかった、ちゃんと分岐に到着しました。着いてみると見逃しようのない標識が2つ建っていました。


ここら辺から道が歩きやすくなってきました。普通の登山道も出てきて、木立の中の道がすっきりと気持ち良いです。


丸木橋を渡ります。油断していると木と木の間に靴を取られて転んでしまうかも。転落しないように注意です。


木の根が立体的にもつれてすごいことに。


まるで笑っているかのような岩。


低山の雰囲気となってきました。


2本目の橋は丸木橋ではなく、ちゃんとした橋でした。


そこを渡ると、登山道というよりも田舎道になります。そろそろ終点間近でしょう。


澄み切った夏空に、緑も鮮やかに。


11:32 唐沢鉱泉の源泉

おーっ!ここがパステルカラーの源泉ですか。実際には結構こじんまりとした感じ。もっと広い池かと思っていましたが、一つあたり数m四方といったところ。


苔の鮮やかな緑と湧き出る流れ。涼しげな透明感が○。


白いのは硫黄だと思うのですが、周囲に硫黄臭さはまったくなし。なんでしょうね? それはそうとして、アブがたかってきて大変でした。タオルを振り回して撃退です。幸い刺されませんでしたが、後から来た方は刺されたそう。慣れてますから、と笑っていました。すごい!私の半袖短パンスタイルはこういう時にNGなんだなーと初めて実感しました。虫かー。ランニングじゃ出会わないからな〜。あと藪漕ぎになるとかなり悲惨な状態になりそうです。やっぱり夏用のパンツがいるのかも。


11:38 唐沢鉱泉でフィニッシュ

アブに追われてそそくさと退散。源泉のすぐ向こうが唐沢鉱泉の建物です。おしゃれな避暑地の建物っぽい。帰りの渋滞が気になって温泉は試さず。もったいなかったかな?


昼前の駐車場はこのくらいでほぼ満車ですが、少し下った方にはスペースがちらほらあります。この時間は下山した方が帰るので、満車でどうにもならないということはなそうでした。8時くらいの時間帯がどうだか分かりませんけどね。


今日は意外に食料と水の消費量が少なく、行動食は黒糖蒸しパン(400kcal)とグラノーラ(500kcalくらい)、それに塩分タブレッツ適量、のみ。水は1リットルを切るくらいでした。水は2リットルのペットボトルと600mlのボトルを背負って行ったのですが、半分以上は重しとなりました。まあ非常時のことを考えるとそれくらいはいるということで。


着替えを持ってきましたが、下山が楽だったのでほとんど乾いてしまい、着替えも不要。濡れたタオルで体を拭くくらいで帰ります。八ヶ岳エコーラインでも夏空が広がって気持ちよいドライブでした。高速で多少の渋滞はあったものの、予定より30分遅れくらいで済みました。


久々のトレッキングだったので、距離が短くラク&涼しい&景色がいいという贅沢なコースとして唐沢鉱泉〜天狗岳周回に来てみましたが、大正解。美しい夏の八ヶ岳を存分に楽しめました。さーて、次はどこに行こうかな?

【事前準備編:駐車場、トイレ、コース、体への負荷、装備、などはこちら】


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