Galaxy Tabと電子書籍の読みやすさ/見やすさ

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Galaxy Tabを買った目的の一つが電子書籍。通常のスマートフォンでは画面が小さくて「読む」のには適さない、iPadでは大きすぎて持ち歩けない、7インチサイズがベスト、と考えたからです。ここまで数ヶ月でいろいろ読んでみましたので、主に紙面サイズと読みやすさの観点から感想を。基本データとしてGalaxy Tabのディスプレイサイズは9cm×15cmです(定規で計ってmm単位は四捨五入。)

文庫本 (A6 105×148 [単位:mm])
正確には、文庫本ではなく青空文庫で公開されている文学作品を表示するとこうなります、という例。文庫本はGalaxy Tabのディスプレイサイズとほぼ同じですし、Galaxy Tabではフォントサイズを調整できるのでまったく問題ありません。むしろ視力が気になる方にはこちらの方が読みやすそうです。
新書 (新書判 103×182 [単位:mm])
文庫本より少し小さいですが、これもぜんぜん問題なし。快適に読める。
NHKラジオテキスト (A5 148x210 [単位:mm])
文字の品質にもよりますが、ぎりぎりOKでしょうか。横表示にすれば問題ないですね。
雑誌 (A4変形)
ページ全体を表示させると、一文字ずつ追えば読めないことはありませんが、普通の感覚では読めない領域。部分的に拡大して読むことになります。
幸い雑誌は縦か横に段組みされているので、その単位で表示範囲を合わせていけば、問題なく読めます。
紙に比べて一覧性に劣りますが、部分部分に集中して読む(流し読みができない)ので、逆に内容の理解が深まったりして、と思ったりします。

その他おまけ(紙媒体以外の見え方)

asahi.mini
朝日新聞のモバイルサイト。写真がなく文字だけなので、レスポンスが早くニュースを読むのに便利です。Catchew!という専用アプリもありますが、フォントが大きすぎるので、多分スマートフォン向けでしょう(オフライン機能はある)。Galaxy Tabにはこちらの方が良いと思います。
gReader (RSSリーダー)
こんな感じ。やっぱり画面が広いので読みやすいですね。
Read It Later (気になるWeb記事を後で読む!)
最初はブックマークと何が違うんだ?と思って気にしていませんでしたが、後で、テキスト主体で、高品質フォントで「読む」、というコンセプトが意外に快適。お勧めです。
以上、主に表示見やすさの点から、Galaxy Tabと電子書籍の相性をまとめてみましたが、見やすさ以外にも、いくつか考慮した方が良さそうです。
  • 雑誌など、紙面のコピーをしたい時や、他の人にも見せたい時は、それがやりにくい電子書籍は適さないでしょう。逆に時々資料として参照したくなるとすれば、いつでもアクセスできる電子書籍は非常に便利です。
  • NHKラジオテキストは見るだけならGalaxy Tabでいいのですが、私は主に電車の中で使うので、取り出してさっと見たい、誤って床に落としても、雨で濡れても気にしなくていい、という理由から、紙に戻りました。(価格が紙と電子書籍で同じというのも一因)。一月分終わったらほとんど見ることはなくなるので、そこでスキャンして省スペース化、でどうかなと思っています。
  • 家族の誰かが買った雑誌を眺めるというようなカジュアルな共有が、パーソナルな要素の強いタブレット/スマートフォンではしにくくなるので、そこは×かな。そのうち家族間共有は無料などのサービスも出てくるのではないでしょうか。家族間なら共有のiPadを一台買った方が手っ取り早いかもしれませんが。
表示動作の洗練度は残念ながらiPadに及びませんので、もうちょっと表示の品質/解像度が上がればなおいいですが、実用上はまったく問題ありません。読むことに関してはほぼ満足しています。

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