蛭ヶ岳に行こう! ④丹沢山〜天王寺尾根〜本谷橋はちょっと暗い雰囲気?

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(※2014年11月23日 塩水橋から蛭ヶ岳に行ってきました)

丹沢山のみやま山荘前の広場では、みなさん思い思いに休憩されています。バーナーでお湯を沸かしてコーヒーを淹れる人、カップラーメンを作る人、さまざまです。寒くなければ食事でゆったり休憩も悪くないですね。

10:51 (5:06経過) 丹沢山を天王寺尾根に向かって出発
私は今日はなによりもまず蛭ヶ岳に登ってみたかったのと、まともな登山は初めてなので、自分の登 山能力がどれくらいかを把握するため、休憩でのんびりはせずに進みます。今回タイムがわかれば、次からは所用時間を計算して交通機関に合わせたり、写真を 撮ったり風景を楽しんだり、いろいろな歩き方ができるでしょう。

↓誰が作ったか小さな雪だるま。来るときはありませんでした。

↓来た道を戻るので、木の階段から始まり、

↓石だらけの道を下り、

↓ガレ場、鎖場を慎重に下ります。

↓で、ここから天王寺尾根への分岐のはずなのですが、ロープが張ってあり、下は通行止めのようなことが書いてありました。うーんどうしようと考えていると、先ほど会話しながら追い越してきたペアの方が追いついてきました。ここから上がってきたけど途中通れないところはなかったし、他の人も何人も通っているとのこと。であればロープは昔張ったものがそのままになっているのかな? と思い、お二人にお礼を言って右に進みました。

↓ここを過ぎると急に低山のような落ち葉の積もった道になります。このルートはかなり先までこんな感じが続いていました。それにしてもすごい落ち葉の量でした。

↓なかなか人通りがないのですが、よかった、ちゃんと登山の方が登ってきます。念のため会話してみると、やっぱり問題なく通れるとのこと。安心して先に進めます。

↓格闘技の技をかけているかのような木が2本。動き出しそうな感じすらします。

↓落ち葉もふつうの広葉樹のものなので、標高が高い感じはまったくありません。まるで高尾山でも歩いているかのようです。

11:32 (5:47経過) 塩水橋まで60分の標識
ここら辺は道が判然としないところが何箇所もあり、そのたびに迷っていないか不安になりましたが、そのたびにうまい具合に人が通りかかり、言葉を交わして間違いがないことを確認しホッとしました。さらにここまで来ればこの標識でかなり安心です。「祈る 元気に下山 楽しい山行」という言葉がいいですね。(山行という言葉もあるのですね。)

↓が、落ち葉に覆われて道はますますわかりにくくなります。この写真で道がどう付いているのかわかるでしょうか? 現場で両眼で見るとなんとなく凹みがわかるのですが、2Dの写真だと立体的に見えないので全くわかりません。今はまだ明るい時間帯だからいいですが、夕方薄暗くなる頃に通ると道迷いになるんじゃないかと心配です。

↓これだけ落ち葉があるということは、見上げると紅葉はなかなかきれいです。

↓急斜面を見下ろしたところ。冷たい風が絶え間なくずっと吹き上げてきます。風の中に身を置いていると、体の周りでボーッという風切り音が鳴り続けているのがわかります。

↓落ち葉は極端に乾燥。山裾からの冷たい風が吹いているので、落ち葉もカサカサと音を立てて地表を動き回っています。これだけ乾いた落ち葉を見るのも久しぶりです。

↓さらにしばらく降りていくと、杉の植林地帯に入ります。なかなか急な下りですし、鬱蒼とした感じで、あまり明るい気分にはなれない道です。おまけにやっぱりルートがわかりにくい。わざわざこのルートを通る意味があるのか疑問ですね。塩水林道の舗装路ではなく、早めに樹林の中に入って自然を満喫したいという時か、少しでも距離を短くしたいかのいずれかの場合でしょうか。上の堂平と天王寺尾根の分岐点で会話した方によると、こちらの方が1km短いそうですので、結構時間に差はつくのかも知れません。(でもやっぱり夕方になったら塩水林道の方が安全ですよね。きっと。)

↓苔むした切り株。この緑は鮮やかでした。

↓やっと本谷林道まで100mの地点までやってきました。この地点の大分前から、川の水が流れる音が聞こえていました。やっと人間の世界に出られたと思いホッとしました。でも気が緩むとここで転んで怪我をするかもしれません。なおさら気をつけて進みます。

↓石造りの小さな砂防ダム(?)の横を抜けて斜面を登ると、

↓おっ、木の階段が出現。これはこの向こうが道なのかな?

↓と思わせておいて、てっぺんに着くとそこからさらにぐっと下る階段。

↓そこを下るとやっと本谷橋に出ます。出口は写真左下の木の通路。

12:14 (6:29経過) やっと本谷橋到着
延々暗い雰囲気の杉林を抜けてホッとしました。道路に出て振り向いたところ。こんなところに出るとは思ってもみませんでした。てっきりどこかで塩水林道に合流するんだとばかり。標識の右向きの方向に塩水橋1.7kmと書いてあります。

あとは舗装路を1.7km行くだけです。でも川の流れや紅葉がきれいなので、ちょっとだけ寄り道してみます。

⑤に続く。(こちら)

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